みんなのケータイ
Daydream生活のちょっとした不便さを解消する方法
【V30+ L-01K】
2018年6月20日 06:00
世間ではすっかり「Oculus Goサイコー」みたいな雰囲気になっているけれど、時々はDaydreamのことも思い出してあげてほしいなあ、と思う今日この頃。しかし手元にはDaydream対応のV30+ L-01Kと、V30+の購入時に特典としてついてきたDaydream Viewがあるのだから、いくらOculus Goがイケてると言われても、筆者はV30+でVRの世界に飛び込むのである。
そんなわけでDaydream Viewを使って、毎日とは言わないまでも、時々ゲームを楽しんだり、Netflix VRで1人バーチャルホームシアターにふけってみたりしている。あるいはDaydream非対応のあれやこれやなVR動画アプリをあくまでも仕事のために仕方なく、試験的に、検証という意味合いで、後学のためにも必要と判断し、トレンドを追うためにも、視聴していたりする。とても楽しい。
ところがである、そんなあれやこれやなVR動画アプリなどのDaydream非対応アプリを使っていると、ときどき不意にGoogleの公式標準アプリであるDaydreamアプリが起動してしまうことがある。これは、Daydream Viewのカバー内にNFCタグがあり、それに端末が反応してしまうためらしい。さあ、これから集中して見るぞ!(意味深)っていうタイミングでDaydreamアプリがコンニチハしてくるこの圧倒的な空気の読めなさは一体なんなんだろうか。こういうところにこそAIを使ってほしいものだ。
ただ、対策もあるにはある。NFCに反応してしまうのなら、端末のNFC機能ごとオフにしてしまえばいい。でもこれだと毎度毎度Daydream非対応アプリを使う時と、使い終わった時に、NFCのオンオフを切り替える手間が発生してしまう。もっとスマートに、Daydream Viewを使うときだけNFCをキャンセルできないだろうか。
そこで導入したのが、創業49年の東洋アルミエコープロダクツが生み出せし、わずか0.011mm隔てるだけで(だいたい)万物を有害な物質から保護する原子番号13番の輝ける薄型シート状マテリアル、すなわちアルミホイルである(他のメーカーのアルミホイルもあるけど)。これを磨いて丸める……なんてことはせず、小さく切り取ってDaydream Viewのカバーに置き、その上からスマートフォンを載せる。すると、なんと、Daydreamアプリが自動起動することがなくなったではないか!
……なんて、電波の遮り方としてよく知られている方法を使っただけなのだけれど、とりあえずNFCのオンオフが必要なくなり、取り外しもカンタン。ふにゃふにゃなので使わない時の保管方法はちょっと悩ましいが、使い捨ててもいいし、NFCが反応しなくなるだけでDaydream対応アプリの動作に影響はない(背面を遮っているだけなので、モバイルネットワークやWi-Fiの通信にも支障はない)から、ずっと貼り付けたままでもよさそうだ。
また、それとは関係なしに、筆者はDaydream View本体を持ち歩くことが時々あるのだけれど、その際、付属のコントローラーだけ携帯するのを忘れてしまったりする。コントローラーがないとほとんどのDaydream対応アプリをプレーできなくなってしまうので、けっこう致命的な問題だ。こういう時、どうすればいいのか。
おすすめは、別のスマートフォンをコントローラーとして使うことだ。専用のコントローラーアプリをインストールしたスマートフォンとBluetoothペアリングすることで、純正コントローラーとほとんど同じような操作性で扱える。セットアップ方法は以下の通り。コントローラーを忘れた時、なくしてしまった時などに活用しよう。