P703iμ同様、11.4mmという薄さをウリにしたN703iμ。外形寸法が同じなので中身も同じなんじゃないかと思っている方もいるかもしれないが、カメラの位置が違ったり、その他のデバイスの配置も結構違っている。
使用感はどうかというと、やはり気になるのがシートキーの操作感だ。慣れの問題ではあるが、この端末の場合、特にカーソルキーを押した感覚がどうもしっくりこない。他の薄型端末でもシートキーが採用されているが、それぞれに癖があるので、触り比べてみるのもいいだろう。
P703iμとの比較で言うと、N703iμはディスプレイがQVGA+で着うたフルに対応している。イヤホンマイク端子の位置も微妙に違っており、N703iμのほうが若干使い勝手はいい。音楽プレーヤー機能が気になるユーザーは、注意すべきポイントだ。ただ、充電台用の端子が用意されていないため、日々使う上で充電作業が非常に面倒。本体がスマートなのだから、充電もスマートに行きたいところだ。
いずれにしても、薄さが最大のポイントとなることは間違いない。ここに魅力を感じるユーザーは購入を検討してみてはいかがだろう。