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ケータイ新製品SHOW CASE
709SC(パープル)
2006年12月29日発売



ボタンはシートタイプ。配置は日本のデファクトとほぼ同じ 本体が薄いため、スライドデザインながら数字ボタンとクリアボタンの段差が小さめに収まっている

左側面には上下のスクロールボタンがある 右側面にもボタンがある

背面にカメラを搭載する 左側面に搭載する電源・イヤホン共用コネクタは独自形状

デフォルトのメインメニューはアイコンランチャー式 設定メニューはリスト式の表示だが、背景はグラフィカルに表示される 設定メニュー第3階層になると、オーソドックスなリスト式表示になる

メインメニューのデザインは変更が可能。プリセットのメニューデザインは、それぞれ派手なアニメーション効果がつく メインメニューのデザインバリエーションにはリスト式に近いデザインもある メインメニューのデザインを変更すると、第2階層以降も変更される

いつでも呼び出せる「スイッチバー」。マルチタスク的な機能にも使える 簡易翻訳機能が搭載される 待受画面にデュアルクックを表示させられる

12.5字×10行表示 11.5字×10行表示 9.5字×8行表示

日本語入力システムは予測変換に対応する カメラは高解像度でも、縦に構えて横長画像を保存する形式 カメラのサブメニュー

最大解像度(1600×1200)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(292KB) 最大解像度(1600×1200)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(176KB)。マクロ撮影に対応していないので、この距離ではピントが合っていない

仕様で見る709SC

 サムスン電子製の3G端末。スリムなスライドデザインで、3Gとしてはエントリーモデルにあたる7XXシリーズだが、高速通信の「3Gハイスピード」に対応している。

 3Gハイスピードは、W-CDMAの拡張方式である、下り最大1.8Mbpsの通信が可能な通信方式、「HSDPA」を使った通信サービスで、東京都区内や政令指定都市などで利用できる。HSDPAネットワークのないエリアでは、従来の3Gネットワークを利用する。このほか、GSMにも対応し、国際ローミングも利用できる。

 カメラには200万画素のCMOSを搭載し、最大で1600×1200ドットの静止画を撮影可能。フォーカスは固定で、マクロ撮影には対応しない。メモリカードはmicroSDカードに対応する。Bluetooth機能を内蔵し、A2DPのオーディオ対応Bluetoothヘッドセットも利用できる。

 サービスとしては、着うたフルなどYahoo!ケータイの基本的な機能に対応するが、S!キャストやサークルトークといった機能には対応していない。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
51.4×100.6×12.9mm
重量 85g
連続通話時間 W-CDMA網:約160分
GSM網:約200分
連続待受時間 W-CDMA網:約220時間
GSM網:約255時間
充電時間 約130分
ディスプレイ 約2.1インチ、26万色表示TFT液晶(240×320ドット)
表示文字数 12字×10行、11字×9行、9字×8行
メモリダイヤル 1000件(電話番号5件、メールアドレス4件まで)
データ通信速度 下り最大1.8Mbps/上り最大64kbps
ボディカラー シルバー、パープル、レッド、ホワイト
備考 メインカメラ:200万画素CMOSカメラ、サブカメラ:30万画素CMOSカメラ、microSD対応(最大1GB)、Bluetooth対応、、3Gハイスピード対応、英和・和英対応辞書機能、英語・中国語・韓国語例文翻訳・読み上げ機能

【インターネットメール】
サービス名 S!メール(MMS)
利用料 月額利用料金はYahoo!ケータイに含まれ、300KBのMMS送信時200円/件(国内通常契約時)。容量や相手によっては無料
メール受信機能 添付ファイルを含めて最大300KB
メール送信機能 添付ファイルを含めて最大300KB
メール保存件数 MMS:受信500件、送信250件
SMS:受信500件、送信250件

【着信メロディ】
和音数 最大64和音(着うたフル対応)

【データフォルダ】
データフォルダ容量 130MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
アプリ、メロディ、フォトなど

【Javaアプリ】
保存件数 データフォルダに保存。メガアプリ対応
登録済み
Javaアプリ
イースI

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1600×1200、1280×960、640×480、320×240、240×320、240×192
撮影可能容量 データフォルダもしくはmicroSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット 3GP形式
撮影可能画質 320×240、176×144、128×96
撮影可能容量 データフォルダもしくはmicroSDカードに保存


スタッフが見た709SC

コメント
白根

 HSDPAを使った「3Gハイスピード」に対応する以外は、705SCとほぼ同じ。デザインもスペックも同じで、「あれ、実は705SCもHSDPAに対応してたんじゃない?」と思うくらいだ。

 HSDPAの効果はというと、正直、あまりわからない。パソコン接続時や大きなデータのダウンロード時には効果がありそうだが、ケータイ向けサイトをブラウジングしている分には、体感速度の向上は感じなかった。フルブラウザも搭載しておらず、HSDPAは対応していないよりいいが、個人的には「705SCなら気に入ったボディカラーの在庫がある」という理由で705SCを選んでも良いくらいだと思う。

 メニューデザインなどはサムスン端末のもの。といっても、日本向けに作られており、国内メーカー端末のメニューとあまり変わらない。日本語入力システムは予測変換に対応するし、逆トグル入力もある。ただしメインメニューのデザインが過剰にグラフィカルなものしか用意されておらず、ちょっともっさり感があった。キビキビ動くシンプルなメニューも欲しいところだ。

 デザインは良いと思う。12.9mmという薄さと85gという軽さが、なんともしびれる。ジャケットのポケットに入れておくと、思わず「アレ、どのポケットに入れたっけ」と探してしまうほど小さい。

 シートタイプの数字ボタンは、やはり通常タイプのボタンに比べると押しにくさを感じるが、カーソルボタンなどは通常タイプなので、文字入力以外の操作で問題を感じることはない。

 ボタンロックをかけると、スライドを閉じるとロック・開くと解除、というように使える。ロック解除は決定ボタンの長押しだ。しかし決定ボタンを長押しするよりも、スライドを開いてロック解除した方が手っ取り早い。メール作成中などでも、スライドを閉じればボタンロックがかかり、ポケットの中で送信ボタンが押されてしまうこともない。スライドはバネでアシストされるタイプで、折りたたみ端末よりも簡単に開閉ができる。すばやく開閉できるので、ちょっと気持ちが良い。

 決して機能が豊富なケータイではなく、おサイフケータイや歩行者ナビゲーションなど、日本独自のサービスには対応していない。それらが必須、という人には、ちょっと選びにくいケータイだ。しかし通話とメールだけ、あまりケータイを使わないというのならば、選択肢に入れておきたい端末である。ケータイをそれほど使わない人にとって、このコンパクトさは魅力的である。コンパクトさは、メールや通話をしなくても、ポケットに入れておくだけで意味のあるスペックだからだ。



URL
  製品情報(ソフトバンク)
  http://mb.softbank.jp/mb/product/3G/709sc/

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2007/01/31 01:01

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