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ケータイ新製品SHOW CASE
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SO902iWP+(アクティブホワイト)
2006年6月30日発売
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■ 写真で見るSO902iWP+
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キー配列
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バックライトカラーは白
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左側面
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右側面
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インカメラ周辺。ヘアライン風に仕上げられている
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外部接続端子。メモリースティック Duoスロットもこの場所
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有効画素数約130万画素CMOSカメラ
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バッテリーカバー周辺にFeliCaのアンテナ
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バッテリーカバーを開けるオープナーは、本体にあわせたデザイン
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ねじを回しきると、少しカバーが浮く
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カバーをはずしたところ
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バッテリーカバーにもパッキン
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右側面にあるイヤホンカバー
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外部接続端子を覆うカバーもパッキン処理
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同梱されるアクティブホルダー
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アクティブホルダーのストラップ部分
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カラビナ風フック
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SO902iWP+に装着したところ
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背面から見たところ
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カラーテイストを変更できる
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3種類から選択できる
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マルチタスク対応。複数の機能を起動してメインメニューを呼び出すと、画面上部のアイコンで切り替えられる
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メニュー第2階層
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クロノグラフをイメージしたストップウォッチアプリ
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メールボタンを押すと表示されるメニュー
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日本語入力はPOBox
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クロスデコパレットも搭載
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10字×10行表示
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12字×12行表示
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15字×15行表示
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撮影画面
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カメラメニュー。SO902iと同じくカメラが捉えている風景を透過表示する
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室内、ライト下で撮影したサンプル画像。リンク先は1,280×960ドット、324KB
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こちらはマクロ撮影したサンプル画像。リンク先は1,280×960ドット、362KB
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曇天の都内を撮影。リンク先は1,280×960ドット、357KB
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パッケージに同梱される取扱説明書は、通常サイズよりも小さめ
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■ 仕様で見るSO902iWP+
FOMA端末としては、初めての防水ケータイとなる「SO902iWP+」。IPX7準拠の防水性能となり、水深1mの環境に30分間放置しても本体内部には浸水しないようになっている。
ソフトウェアおよびハードウェアは「SO902i」相当となり、おサイフケータイやデコメール、プッシュトークなどをサポート。ただし、アウトカメラは有効画素数130万画素CMOSセンサーとなっているなど、異なる部分がある。
パッケージには、専用の「アクティブホルダー」が同梱される。本体およびアクティブホルダーは、耐衝撃性を示す規格には準拠していないが、一般的な携帯電話としての耐衝撃性はクリアしている。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
114×49×21mm |
重量 |
約120g |
連続通話時間 |
約140分 |
連続待受時間 |
約390時間(移動時) |
充電時間 |
約130分 |
ディスプレイ |
26万色表示1.9型液晶 240×320ドット |
表示文字数 |
10字×10行、12字×12行、15字×15行 |
メモリダイヤル |
1,000件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時) |
ボディカラー |
アクティブホワイト、シティダーク |
備考 |
IPX7等級防水仕様、メモリースティック Duo(PRO対応、最大2GB)、おサイフケータイ(モバイルSuica対応)、FeliCaサイン、どこでもキーロック、プッシュトーク、デコメール |
【iアプリ】
iアプリ件数 |
最大100件 |
登録済みiアプリ |
Stopwatch/Timer ケータイクレジット「iD」 DCMXクレジットアプリ Gガイド番組表リモコン 電子マネー「Edy」 |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードメール |
利用料 |
料金プランに依存(パケットパックにより1パケット0.02~0.2円) |
メール受信機能 |
最大全角5,000文字(添付ファイルは最大500KB) |
メール送信機能 |
最大全角5,000文字(添付ファイルは最大500KB) |
メール保存件数 |
受信:最大1,000件 送信:最大400件 |
【着信メロディ】
和音数 |
最大128和音(着うた、着モーション対応) |
着信音 |
・パターン:5種類 ・登録済み効果音:7種類 ・登録済みメロディ:10曲 ・ダウンロードメロディ:最大200件 |
登録メロディ曲名 |
Rainbow Island Aqua Resort Feel GetBack After The Rain The Earth Swingroove Coral Reef 前だれの前奏曲 Swanee |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG |
撮影可能解像度 |
1,280×960、640×480、352×288、320×240、176×144、128×96 |
撮影可能容量 |
内蔵メモリに最大1,000枚。メモリースティックDuoにも保存可能 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
MP4 |
撮影可能画質 |
128×96、176×144、320×240 |
撮影可能容量 |
内蔵メモリに最大約68分25秒。メモリースティックDuoにも保存可能 |
■スタッフが見たSO902iWP+
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コメント |
湯野 |
ドコモではJRC製のR692i以来、久々の防水ケータイの登場となる。防水ケータイというと、サイズの問題もあり、どうしても機能が削られがちだが、SO902iWP+はほぼフルスペックに近い仕様だ。テレビ電話やおサイフケータイ、プッシュトークに対応するなど、勘所をきちんと押さえた内容で好感が持たれる。
欲を言えば、アウトドアでこそ活用したい音楽プレーヤーやラジオ、ワンセグなどの機能を搭載し、さらにBluetoothでそれらの機能を利用できるようになるとスマートだ。もっとも、その場合はヘッドセット側も防水にならないといけないのかもしれない。
防水性能を持っているからと言って、必ずしもバンバン濡れるシーンを想定する必要はない。普段持ち歩く携帯電話だけに、不意に濡らして故障させてしまうケースもある。また、若い女性を中心に「お風呂の中でもメールしたい」というニーズもあるようだ。つまり、防水機能は万人にとって嬉しいものなのだ。
ただ、使い勝手の面では、外見からも分かる通り、preminiシリーズの流れを汲む端末なので、ボタンの押しやすさなどの面で若干の癖があり、メモリカードも少数派のメモリースティックDuoになるというところは、まず念頭に置くべきだろう。
とはいえ、前述の通り、水に濡らして壊す心配がいらないというメリットは大きい。この夏のドコモのラインナップの中でも注目の1台なので、ぜひ店頭で実機を確認してほしい。できれば、もう少し覚えやすいニックネームを付けてもらえるとありがたいが(笑)、店頭では「ドコモの防水ケータイありますか?」と言えば十分だろう。
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関口 |
何といってもFOMA初の防水仕様を備えたことが大きな特徴。防水を示す「IPX7」については「ケータイ用語」をぜひご一読いただきたい。開発コンセプトを聞いたインタビュー記事でも記されているが、SO902iWP+の防水は、「普段使うケータイとして」サポートされている。読者の皆様から「携帯電話の標準として防水を!」という声も寄せられていたが、それが実現された、とも言えるわけだ。SO902iがベースになっているだけあって、従来の防水ケータイと比べるとコンパクトなボディサイズが一番の魅力か。ただ、携帯電話を水から守るとなるとパッキンなどは必須の装備。コンパクトとは言え、それなりにゴツゴツした印象を与えるかもしれない。
生活のあらゆるシーンで使う、ということで、おサイフケータイ対応となったのは嬉しいところ。JR東日本のモバイルSuicaにも対応しており、突然の雨で手が濡れていても、すぐSO902iWP+を取り出して改札をくぐり抜け、目的の電車に颯爽と乗り込めるのだ。そんなシーンは滅多にないかもしれないが、気兼ねなく使えるというのは大きなメリットに挙げてよいと思う。
同時期に登場したauのG'zOne W42CAと比べると、「耐衝撃性」という点が大きな差になるだろうか。SO902iWP+には、一般的な携帯電話としての耐衝撃性は備わっているが、何らかの特別な規格を満たしてくれるとさらに嬉しい。
メモリースティック Duoスロットが外部接続端子と同じ場所に配されているのは少々驚いたが、実際に装着する際、メモリースティック Duoは思ったより深めに差し込む形になる。メモリースティック マイクロ(あるいはmicroSDカード)こそ防水仕様にはピッタリかもしれないが、このタイミングで登場したSO902iWP+に望むのは少し酷だろう。
ソフトウェア面ではSO902iとほぼ同等であり、FOMA端末の中では、レスポンスなどは良好な方と言える。コンパクトボディならではの数字キーの形状などは、好みが分かれるところ。防水というポイントに興味があるドコモユーザーは、店頭でじっくり触ってみよう。ちなみに、同時期に発表された902iSシリーズでは、「電話帳お預かりサービス」などの新サービスが利用できるが、SO902iWP+はサポートしていない。
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■ URL
製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/902i/so902iwp/
製品情報(ソニー・エリクソン)
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so902iwpplus/
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2006/07/07 12:21
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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