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ケータイ新製品SHOW CASE
neon(shiro)
2006年2月24日発売



miniSDスロットは左側面。キーは凹凸がなく平面になっている キーはタイル型

右側面には充電端子、ヘッドフォン端子、サイドキーがある 左側面には卓上ホルダ利用時に接点となる端子も設けられている

卓上ホルダ利用時。横向きに設置する 卓上ホルダに設けられているのは充電端子のみ

音声通話着信時のLED表示 メール着信時のLED表示

不在着信があったときのLED表示

ランダムで表示されるLED表示の一例 ランダムで表示されるLED表示の一例

ランダムで表示されるLED表示の一例 パッケージと本体。パッケージもデザインコンセプトにのっとったものとなっている

待受画面 標準の第一階層のメニュー プリセットされているモノクロのアイコン

プリセットされている取扱説明書のようなアイコン プリセットされている手書き風のアイコン

第二階層はテキストメニュー EZwebメニュー EZサービス関連のメニュー

au Music Playerのメニュー ライブラリ画面

Hello Messengerの画面 FMラジオ機能も搭載している

20文字×21行 15文字×15行 12文字×12行

10文字×10行 予測変換に対応する 確定後の次のフレーズの予測もしてくれる

カメラ起動時の画面 解像度は5段階で設定できる カメラ起動時のサブメニュー

ホワイトバランスはオートのほか4つの設定が用意される 最大解像度(1280×960)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(185KB)

仕様で見るneon

 au design project第5弾となるデザイン重視の折りたたみ型CDMA 1X WIN端末。「INFOBAR」や「W11K」を手がけた深澤直人氏のデザインによるモデルで、外観は、シルエットはスクウェアながら、丸みを帯びた縁というすっきりとしたデザインが採用されている。

 ディスプレイは2.4インチ、QVGA(240×320ドット)、最大26万色表示のTFT液晶。有効画素数130万画素のCMOSカメラも装備している。データフォルダの容量は50MB。外部メモリはminiSDカードに対応する。パッケージに同梱される充電台は、卓上ホルダとなっており、neonをセットして卓上の時計、あるいは音楽プレーヤーとして使えるようになっている。

 ディスプレイの背面に8文字×2行の16セグメント赤色LEDを搭載し、デジタル表示が浮かび上がる演出が特徴的。折りたたむと、時刻表示だけではなく、何らかのメッセージやアニメーションが表示される。neon専用サイト「CLUB neon」では、オリジナルの壁紙などが配信される。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約50×89×23mm
重量 約125g
連続通話時間 約180分
連続待受時間 約260時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 2.4型 262,114色TFTカラー液晶
240×320ドット
表示文字数 全角10文字×10行、全角12文字×12行、全角15文字×15行、全角20文字×21行
メモリダイヤル 700件
リダイヤル・着信履歴 各50件
データ通信速度 最大下り2.4Mbps、上り144kbps(EZwebおよびEメール時使用時)
ボディカラー shiro、mizuiro、kuro

【インターネットメール】
サービス名 Eメール
利用料 EZ WINコースに含まれ、月額315円。1パケット0.21円(割引オプション非適用時)
メール受信機能 最大全角5,000文字
メール送信機能 最大全角5,000文字
メール保存件数 受信メール:2,250KBまたは最大900件
送信メール:1,000KBまたは最大400件
添付制限 受信時:5データ、合計最大500KB
送信時:5データ、合計最大500KB

【着信メロディ】
和音数 128和音(ステレオ対応)
着信音 ・登録済みパターン14種類
・登録済みメロディ6曲
・登録済み効果音7種類
登録メロディ曲名 Bass solo
Beat Box
Jazz Ballad

光流
Nature
登録効果音 Robo Hello
Robo Walk
Robo Beat
Shooting

缶ビール
瓶ビール
和音着メロダウンロード 「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 約50MBまたは最大1,000件、BREWフォルダと共用
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ピクチャー
・ムービー
・PIM情報など

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1280×960、640×480、240×320、120×160
撮影可能容量 データフォルダもしくはminiSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能画質 標準S(96×80)、標準M(128×96)、高品質M(128×96)、高品質L(176×144)、全画面(320×240)
撮影可能容量 データフォルダもしくはminiSDカードに保存


スタッフが見たneon

コメント
湯野  シンプルなボディの表面にふわっと浮かび上がるLEDインターフェイスが面白いneon。その昔、ポケコンなんてものがあったなぁ~と、LEDインターフェイスを眺めながら、しばし感慨に浸る私。いろんなバリエーションで楽しませてくれるが、こうなるとプログラミングできないのがもどかしい。やはり、ポケコンはシャープかカシオなのだろうか……。
 それはさておき、使い勝手はどうかというと、大きめのテンキーは非常に押しやすい。が、クリアキーも同じ大きさに揃えられ、相対的に小さめなカーソルキーとの隙間もなく、文字変換などの場面で下に移動しようとして、クリアキーが入ってしまうこともしばしば。また、開いたときはそうでもないのだが、端末を閉じたときのヒンジの軋みが少々気になる。もっとも、前者については慣れの問題かもしれない。
 端末の性能としては、130万画素カメラを装備し、LISMOにも対応と、W41シリーズと同等のスペックとなっている。ワンセグ対応のW41HやHDD搭載のW41Tのような派手さは無いが、飽きの来ないシンプルなデザインで、LISMOやHello Messengerなどの最新サービスが利用できるのは魅力的だ。
伊藤  2003年10月のINFOBARを皮切りに、W11K、talby、PENCK、そして今回のneonと続いてきたau design project。今回もデザイナーズケータイらしく、無駄をそぎ落とした上でLEDで自己主張といった演出が光るneonだが、スペック面でもau Music Player、Hello Messenger、EZナビウォーク(声de入力)、安心ナビといった最新サービスに一通り対応しているのがもっとも評価したいポイント。高画素カメラやPCサイトビューアーなどヘビー層が好む機能を削って、サービス系は省かない、というやり方には大いに感心。「ライフスタイル」といったコトバでごまかして中身は1世代前のもの、といったこれまでのデザインケータイのイメージを覆すに十分な機能を備えている。
 しかしこのneon、メカ野郎な私が一番キュンときたのがLED。発着信時のアクションはもちろん、卓上ホルダに装着して置き時計として使ってもオシャレ。いつものデスクをちょっときれいにして、PowerBookと卓上ホルダに装着したneonを置くとあら不思議、とても自分の部屋とは思えない空間ができあがる。一見何もないボディにふわっとLEDの明かりが浮き上がるさまが美しく、ぜひこれは実機を見ていただきたいと思う。
 一方、デザインには造形のない人間の個人的な感想だが、これまでのau design projectの作品を見てると、どうもみんな同じシンプル路線のような気がする。流行なのか、デザイナーが突き詰めて考えるとだいたい同じようなところに行き着くのかはわからないが、そろそろ、「新鮮さ」や「驚き」がなくなってきたように感じるのは私だけだろうか。逆に、こうしたデザイン端末が一般的になってきた証拠なのだろうか。いずれにせよ、今、攻めに攻めているau陣営にはアバンギャルドな驚きも、今後期待したいところだ。



URL
  製品情報(au)
  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/neon/index.html

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au design project第5弾の「neon」
au design project「neon」、24日より順次発売



2006/03/10 16:19

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