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KDDIが参画するミャンマーのMPT、ヤンゴンに直営1号店をオープン

安倍首相に記念SIMカードを進呈

 KDDIと住友商事、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)は、MPT直営店舗の第1号店をオープンしたと発表した。

 MPTの直営1号店は、ヤンゴン中央郵便局内にオープン。店舗では携帯電話用のSIMカード、プリペイドカード(TOP-UPカード)の販売を行う。MPTの通信事業では、KDDIと住友商事の合弁会社KSGMが参画しており、9月1日からSIMカードの一般販売を開始し、コールセンターも強化。9月12日にはブランドのリニューアルや新たなロゴも発表している。10月31日に開催されたKDDIの決算説明会では、9月単月で、MPTが100万枚を超えるSIMカードの販売を達成したと報告され、好調な滑り出しを見せている。

 また、総務省と日本郵便は、MPTへの協力事業の一環としてヤンゴン中央郵便局の改装を実施。改装を記念し11月13日に開催された「郵便分野における日本・ミャンマー協力記念イベント」では、MPT直営1号店のオープニングイベントも開催された。オープニングイベントには、ASEAN首脳会議に出席していた安倍首相も登壇し、首相に記念SIMカードが進呈された。

ヤンゴン中央郵便局内にオープンしたMPT直営第1号店
SIMカードのパッケージ
MPT直営1号店のオープニングイベントで安倍首相に記念SIMカードが進呈された
「郵便分野における日本・ミャンマー協力記念イベント」の様子
改装されたヤンゴン中央郵便局
KDDIの10月31日の決算会見ではミャンマー事業も報告されている

太田 亮三