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Android Wear、アップデートで単体での音楽再生やGPSをサポート

 Googleは、腕時計型端末などに向けたプラットフォーム「Android Wear」のアップデートを予告した。すでに発売されている端末向けを含め、今後数カ月以内に最新版として提供される予定。

 「Android Wear」の最新版(セカンドアップデート)では、端末単体での音楽再生と、GPSの利用をサポートする。スマートフォンを家において出かけてきても、「Android Wear」に転送しておいた音楽ファイルをBluetoothヘッドホンなどで再生できる。また、「Android Wear」搭載の端末がGPSに対応していた場合、GPSによる位置情報と距離や速度などのトラッキングも可能になる。

 また、時計の文字盤のデザインについて、データをダウンロードして自由に変更できるようになる。カスタマイズ性も盛り込まれ、コンテンツはGoogle Playで配信される。

 「Android Wear」の最新版は、既存の端末向けを含めて、今後数カ月以内に提供される予定。

左から「Moto 360」「Zen Watch」「G Watch R」「SmartWatch 3」

 「Android Wear」搭載の腕時計型端末は、6月にLG製「G Watch」、サムスン製「Gear Live」が発売され、この2機種については日本でも購入できる。最新モデルとして、モトローラ製「Moto 360」が米国で9月5日に発売されたほか、ASUS製「Zen Watch」、LG製「G Watch R」、ソニー製「SmartWatch 3」が発表されており、これら3機種はグローバル市場で年内に発売される見込み。

太田 亮三