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ハンドメイド作品を扱う「Creema」とKDDIが提携

 ハンドメイド作品を売買できるソーシャルコマースサイト「Creema」を運営するクリーマとKDDIは業務提携を開始した。あわせて、クリーマに対してKDDI Open Innovation Fundから1億円の出資も実行される。

出品されている作品の一例

 「Creema」(クリーマ)は、2010年5月よりサービスを開始した、通販サイト。クリエイターが作った手作りの作品を無料で出品し、それをユーザーが購入する、という流れで、これまでに約1万8000人のクリエイターから約50万点の作品が出品され、月間100万人以上のユーザーに利用されているという。その流通額は3年連続で400%以上の伸びとのことで、勢いのある企業という。

 KDDIでは今回、ファンドを通じて出資するとともに、ネットとリアルを繋げる「au WALLET」構想を推進する中で、クリーマの取り組みをサポートする考えで、「スマートフォンを活用した新たなショッピング体験を提案する」としている。

 競合他社では、NTTドコモが「dクリエイターズ」というマーケットを2013年5月より提供している。

関口 聖