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主婦のスマホ利用者が急増

 凸版印刷は、主婦のスマートフォン利用に関する調査結果を公表した。

 調査エリアは全国で、調査対象は25~49歳の主婦。調査は4月26日~29日にインターネットリサーチで行われた。有効サンプル数は5031件。調査はマクロミルの調査パネルを使ったもの。

 調査に参加した5031人のうち、スマートフォンの所有者は48.7%となり、昨年実施された同様の調査よりも17ポイント(昨年は31.9%)も所有率が増えた。フィーチャーフォンの所有率は49.1%、パソコンの所有率は85.8%、タブレット端末の所有率は9.3%だった。

 1日あたりの接触時間は、スマートフォン単体での利用者は1~2時間が27.9%、30~1時間が23.9%が多かった。2時間以上の利用者も合計すると20%を超えた。一方フィーチャーフォンの利用者は10分未満が44.5%となり、2時間以上利用するユーザーは5%に満たない。

 ネットをきっかけとしてリアル店舗などに足を運ぶ、いわゆるO2O(Online to Offline)の利用動向については、70.4%の利用者がO2Oサービスをきっかけに店舗に行くとした。各サービス別では、マクドナルドのクーポンアプリが45.9%とダントツで利用率が高い。20%を超えるものには、ぐるなびや食べログ、ホットペッパーなどの飲食店関連のクーポン、UNIQLOやスーパー各店の電子チラシなどが上がった。

 このほか、O2Oで人気の特典や割引は、全てのカテゴリで特売やセール情報が首位となった。

津田 啓夢