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ソフトバンク、GPS端末「みまもりGPS 201Z」を26日発売

 ソフトバンクモバイルは、家族や物の位置の検索や移動ルートを記録できる端末「みまもりGPS 201Z」を4月26日に発売する。

 ZTE製の「みまもりGPS 201Z」は、GPS機能によって、現在地を確認できる携帯端末。ディスプレイは装備せず、通話機能もない、現在地測定に特化したシンプルな機器となっている。子供や老人に持たせて、離れた場所から位置をチェックして見守れる、といった用途のほか、自転車などに備え付けておくことで盗難対策などでの用途も想定されている。

 現在地を遠隔操作で確認する機能のほか、指定した場所での出入りを検知して通知する機能、あらかじめ指定した時間に居場所をメールで通知する機能、GPSで取得した位置情報を記録して移動時間や距離、平均速度などを確認し、SNSへ投稿できる機能が容易される。専用のパソコン向けソフトでは、デジタルカメラで撮影した写真と「201Z」の位置情報を紐付け、地図上で写真付マップとして楽しむこともできる。

 大きさは約45×67×15mm、重さは約48g。防水性能(IPX5)を備える。連続待受時間は約340時間。

 利用料は2年契約のプランで月額490円。中途解約時には9975円かかる。2年契約以外で利用する場合は月額980円。また「みまもりGPS基本料無料プログラム」に加入すると、最大25カ月間、基本使用料の490円が無料になる。

 端末価格は割賦購入の場合、1カ月あたり490円で、月月割は用意されていない。月額利用料とあわせて、毎月980円かかることになるが、先述した「みまもりGPS基本料プログラム」によって利用料が割引され、1カ月あたりの支払い額は490円となる。2年経って端末代金の支払いを終えた後は、利用料の割引期間も終了しており、支払総額は490円のまま変わらない。また「201Z」を2台以上、新スーパーボーナスで同時に購入すると、本体価格の割賦代金を月490円から390円へ割引する「みまもりGPS複数割引」も用意される。

 このほか、セレクトショップのSHIPSとコラボレーションしたオリジナルストラップが先着5万名にプレゼントされる。

関口 聖