ドコモメール、サービス開始が10月下旬に

　NTTドコモは、同社が現在開発中の新たなキャリアメール「ドコモメール」について、10月下旬から提供すると発表した。

　「ドコモメール」は、Webメールのようにクラウド上にメールの送受信データが保存され、アプリでそれを閲覧する形のメールサービス。現在、提供中のspモードメールに代わるものとして提供され、これまでのメールと同様にプッシュ配信でメールのが通知される。現在、spモードメールを利用しているユーザーは、10月下旬以降、ドコモメールが使えるようになる予定だ。

　2012年10月に発表されたドコモの「ドコモメール」構想は、当初、2013年1月にも提供すると案内された。しかし、1月に入ると「万全を期して提供する」として、提供時期が3月に延期され、万全を期したはずの3月、サービス品質をさらに強化するとして提供時期が再度変更された。3月の時点では、具体的な時期を明言しない形になり、2013年度早々に案内するとしていた。今回、10月下旬に提供することが明らかにされた。