ナイキ、iPhoneアプリ「セカイカメラ」活用のランナー応援企画


 ナイキジャパンは、特別な数字でランナーを奮い立たせる応援企画「MAGIC NUMBER」を展開している。この中で、iPhoneアプリ「セカイカメラ」を使った試みを開始した。

 「MAGIC NUMBER」は、目標タイムや走行距離、マラソンを完走した日付など、ランナーそれぞれが持つ特別な数字を“MAGIC NUMBER”として募集し、寄せられた数字とメッセージをWebサイトなどで公開するランナー応援プロジェクト。例えば、タレントの長谷川理恵は、2年前のホノルルマラソンで歩いてしまったのが28.4km地点だったことから、「28.4」をMAGIC NUMBERに登録。マラソンの楽しさを教えてくれた数字としてコメントを寄せている。

 iPhoneアプリ「セカイカメラ」は、投稿されたコメントや画像を位置情報を使ってマッピングし、iPhoneのカメラを向けた方向にある情報を実際の映像に重ね合わせて表示するというアプリ。「MAGIC NUMBER」はセカイカメラと連携し、ランナーから寄せられた数字とメッセージを表示する。投稿はアプリ画面上において、ナイキのロゴマークとして表示される。

 「MAGIC NUMBER」は、東京都内各所のランニングスポットに数週間に渡って投稿さる予定。ランナーを応援するナイキでは、iPhoneを片手にランニングしようと呼びかけている。

 折しも2月25日、関東地方では「春一番」が吹いた。気温の情報とともに、これからランニングシーズンを迎えるほか、2月28日には大規模マラソン「東京マラソン」なども開催が予定されている。

 2月25日~27日にかけては、東京ビッグサイトにおいてイベント「東京マラソンEXPO 2010」が開催されている。同イベントのナイキブースでは、安田美沙子や長谷川理恵などが「MAGIC NUMBER」について語るイベントなどが実施される。



 



(津田 啓夢)

2010/2/26 12:38