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au、機種変更時に口座振替・クレジットの登録が必須に、2018年1月~

 au(KDDI、沖縄セルラー)は、窓口払いのユーザーが機種変更する際、原則として口座振替またはクレジットカード払いの登録を必須とする制度変更を実施する。2018年1月16日以降の機種変更で適用される。

 auショップやコンビニなどで窓口で、auの利用料を払込用紙によって支払っている個人ユーザーが対象。口座・カードの登録時にはキャッシュカード、通帳と届け印、またはクレジットカードの持参が必要となる。

 すでに口座振替またはクレジットカード払いの登録をしている場合、今回の変更の影響はない。

 携帯キャリア各社やMVNOが加入する電気通信事業者協会(TCA)は、本人確認の強化などを目的として、窓口払いから口座振替・クレジット払いへの変更を推進している。また、端末代を割賦で支払っている場合、窓口払いで料金を滞納すると信用情報の毀損につながるケースもある。auでは、新規契約においては口座・クレジットの登録が必須となっているほか、2013年からは窓口払いに手数料がかかるようになっている。

 KDDI広報は、「業界全体で口座・クレジット払いに移行する中で、当社も移行に向けての準備が整ったと判断し、今回の変更を行う。お客様にとっても、払いに来る手間や手数料の負担もあるので、機種変更のタイミングで変更を検討していただきたい」とコメント。対象のユーザーに対しては11月の請求書から口座振替の依頼書を同封するなどして、周知を図っていく。