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新iPhoneでも“ストレスフリー”を表明したソフトバンク発表会

ソフトバンクショップでiPhoneの修理受付を開始

 ソフトバンクは9月13日、新サービス発表会を実施した。22日発売のiPhone 8/8 Plusの発売にあわせた新サービス・キャンペーンなどが発表された。

 新サービスのうち、50GBのデータプラン「ウルトラギガモンスター」、新iPhoneの割引制度「半額サポート for iPhone」や、ネットワーク改善の新しい取り組み「Massive MIMO 2.0」などを、別記事にてレポートしている。この記事では、ソフトバンク副社長COOの榛葉淳氏が紹介した、新サービス提供の意図について紹介しよう。

ソフトバンク 代表取締役 副社長COO 榛葉淳氏

 榛葉氏は冒頭、「ソフトバンクはiPhoneが世の中の必需品となると確信して、iPhone 3Gから独占して取り扱い開始した」と語る。初代iPhoneから10年目、iPhone 3Gからは9年目となるが、iPhoneによって携帯電話市場は劇的な変化を遂げてきた。その様子を榛葉氏は、「iPhone登場以前、携帯電話の商戦期は3月末とクリスマスシーズンだったが、今では9月が1年で最大の商戦期だ」と表現した。

 その“最大の商戦期”にソフトバンクが投入した新サービスは、「あなたファースト~ストレスフリーへ~」というコンセプトの元で開発されたという。榛葉氏は「スマートフォンやiPhoneが進化した中でも、まだまだ不安、ストレスが取り除けていない部分がある。そこに1つ1つ解決するソリューションを用意した」として、料金、速度、購入後のサポートの3点から新サービスを紹介した。

 料金面では、割安なサブブランド「Y!mobile(ワイモバイル)」を紹介。一方で、データ通信より多く使うユーザーには、ソフトバンクブランドにて、20GB/30GBの大容量プラン「ギガモンスター」を提供しているが、月間20GBの容量があっても、使い切ってしまったユーザーが3割近くいたという。

 そこで、更に大容量化した50GBプラン「ウルトラギガモンスター」を提供。同居者も加入できる「みんな家族割」も発表した。また、新しいスマートフォンを負担が少なく購入したいユーザーに対しては、「半額サポート for iPhone」を用意した。

 速度の面では、5Gに向けた取り組みを1段進めた「Massive MIMO 2.0」を実施すると発表した。

 一方、サポート面では、「iPhone/iPadのソフトバンクショップでの修理取次」を10月2日より開始する。当初は180店舗で実施し、順次拡大していくという。そのほか、キャンペーン「SUPER FRIDAY」の新特典、白戸家シリーズの新CMも紹介された。