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災害時にLoRaWANで独自通信網、三菱地所とハタプロ・39Meisterが実験
2017年8月21日 12:33
NTTドコモとハタプロのジョイントベンチャー事業である39Meisterチームと三菱地所は、災害時に独立した無線通信網を構築するため、LPWAによる長距離無線通信の実証実験を行う。9月1日に開催される「三菱地所総合防災訓練」の中で実施される。
実証実験は、大規模災害で一部の通信インフラが使用不可能になった場合を想定。大手町エリアなどの災害時に対策本部となる三菱地所の大手町ビルにLPWA通信網を確立し、GPS対応の端末を持った社員の位置を把握するという内容で、ビル街でのLPWA技術の有用性が検証される。
実験では39Meisterが開発するハンディタイプのLoRaWANシステムを導入。バッテリー駆動で、公衆の通信網に接続せずに、独自の通信網の構築を目指す。