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カメラ賞「TIPA AWARDS 2017」にP10/P10 Plus、授賞式が東京で開催

 TIPA(Technical Image Press Association)は、カメラ雑誌などの専門家によるテストと投票で優れた製品を選出する「TIPA AWARDS 2017」の授賞式を東京で開催した。受賞製品は4月末に発表されており、40種類ある賞のうち「BEST PHOTO SMARTPHONE」にファーウェイの「P10」「P10 Plus」が選ばれている。

 TIPAアワードには時流に合わせた賞が追加されており、2017年は「BSET 360° CAMERA」や、今回「P10/P10 Plus」が受賞した「BEST PHOTO SMARTPHONE」などが追加されている。

 TIPAでは「P10/P10 Plus」の受賞について、「P9」の成功を受けて開発されたフラッグシップモデルで、ライカとの共同開発による光学レンズがシリーズの成功に寄与していると指摘。ダブルレンズカメラによる2つのセンサーの合成で、自然光でも極めてシャープで高画質な写真が撮影できるとしている。

 ファーウェイ ビジネスコンシューマー・グループ CEOのリチャード・ユー氏は、「P10/P10 Plusの写真機能は業界の専門家に非常に高く評価されている。我々にはスマートフォンの写真を新たな高みに引き上げているという情熱と信念がある。受賞は、達成しようとしていることに近づいている証。引き続き努力をしていく」とニュースリリースの中でコメントを発表している。

 日本で開催された授賞式には、ファーウェイ・ジャパン 端末統括本部 プロダクション ソリューション統括部 本部長のヤン・ヨン氏が登壇。「TIPAアワードから栄誉ある賞をいただけ、感謝している。P10/P10 Plusは世界で初めて3つのライカレンズを搭載したスマートフォン。日本では6月9日に発売し、今まさに販売中。日本のユーザーにもぜひ体験してもらい、気に入ってもらえれば」と壇上で受賞のコメントを述べた。

「TIPA AWARDS 2017」の「BEST PHOTO SMARTPHONE」に「P10/P10 Plus」
受賞コメントを述べるファーウェイ・ジャパンのヤン・ヨン氏(右)
「BEST PHOTO SMARTPHONE」の受賞盾
「TIPA AWARDS 2017」に参加する主要なカメラ雑誌

 同氏は報道陣からの質問に答える形で、「日本市場でも、どんどん受け入れられているなと感じており、非常に嬉しく思っている。P10/P10 PlusとP10 liteは発表・発売後も非常に好評。スマートフォンだけでなく、タブレットなどもどんどん使って欲しい」とコメントしている。

 TIPAアワードは、欧州のカメラ雑誌を中心に27の媒体と、日本のカメラ記者クラブが参加。TIPAから提供されるリストに基づきテストや投票を行って、優れた製品を選出している。2017年は初めてインターネット専門の媒体が加わっている。また今後は、ドイツのImage Engineeringが実施するテスト結果も選考に加えられることが発表されている。

「TIPA AWARDS 2017」受賞製品の担当者