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auが下り最大590Mbpsに高速化、今後発表のスマートフォンが対応

ルーター「W04」は16日から提供

 KDDI、沖縄セルラーは、auにて下り最大590MbpsのLTE通信サービスの提供を16日に開始する。当初は東名阪の一部から提供を開始し、順次エリアを拡大していく。

 対象機種は、WiMAX 2+対応のモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04」で、16日のソフトウェア更新によって対応する。今後発表されるauのスマートフォンの一部についても、下り最大590Mbpsのサービスに対応する予定。

「Speed Wi-Fi NEXT W04」

 下り最大590Mbpsのサービスでは、KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供するWiMAX 2+の2.5GHz帯とau 4G LTEの2GHz帯を、キャリアアグリゲーション技術により同時に利用する。4つのアンテナで同時に通信する4×4 MIMO技術を併用することで、590Mbpsという速度を実現している。

 当初は東京都、愛知県、大阪府の一部エリアで提供する。下り最大440MbpsのWiMAX 2+サービスと、au 4G LTEの両方を提供可能な基地局から、順次対応していく。エリア情報は近日中にサービスエリアマップに追加される予定。