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2024年以降、固定電話は全国どこでも3分8.5円に~NTT東西がIP化後の通話料を発表
2017年4月6日 17:28
NTT東日本とNTT西日本は、2024年に移行する予定の次世代の固定電話サービスの料金体系などを発表した。
通話料は、全国一律で8.5円(税抜)。現在の市内電話の料金と同額で、長距離電話では大幅な値下げとなる。基本料は現在の加入電話などと同額。
携帯電話宛の通話料に関しては「検討中」(NTT東日本広報)としている。
NTT東西は、2024年を目処に、従来の固定電話サービスを終了し、IP電話ベースのサービスに移行すると発表している。背景には、固定電話の利用者減少や、設備の老朽化による維持限界が迫っている事情がある。
従来の固定電話サービスからの切替は全国一斉に行われる予定。加入電話のユーザーは、電話機などを取り替える負担なく、今まで通り利用できるとしている。