「BIGLOBE SIM」がMNP処理時間など短縮、ドコモのシステムとオンライン連携で

　ビッグローブは、MVNO「BIGLOBE SIM」において、4月3日より、契約や管理に関連するシステムをドコモの顧客システムとオンラインで連携した。MNPやサービスの利用停止の手続きがオンラインから行えるほか、処理時間も短縮される。

　これまでMNPでは、SIMカードが手元に届いてから、転出元から移行する開通作業が必要で、電話によるMNPの開通受付では、開通までに2時間程度の時間がかかっていた。WebからMNPの受付が可能になったことで、この処理時間は数分程度にまで短縮される。

　不正利用対策として、SIMカードの音声通話やデータ通信の機能を一時的に停止するサービスは、従来の電話受付に加えて、Webから24時間行えるようになり、数分程度で対応されるようになる。

　なお、ドコモの顧客システム（ALADIN）とのオンライン連携は、すでにいくつかのMVNOやMVNEが対応している。