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ソフトバンク、28GHz帯で5Gの実験へ

 ソフトバンクは、第5世代のモバイル用通信システム(5G)に向けた実験用基地局の免許を取得した。28GHz帯という高い周波数の電波を使うもので、東京のお台場(臨海副都心)において屋内外での実験を開始する。

 これまでもソフトバンクでは、5G関連の実験を実施。実験局免許は、4GHz帯(100MHz幅、2017年1月)、4.5GHz帯(200Hz幅、2016年8月)を取得済で、現在モバイル通信で利用されている周波数帯に近い帯域だった。一方、今回は、28GHz帯という高い周波数帯を利用。これまでの帯域でも実験を進めつつ、電波の伝わり方(電波伝搬特性)のほか、10Gbps超の高速通信、1ms以下のレイテンシー(遅延)など5Gの目標スペックに向けたMassive MIMOや新しい無線技術の検証を実施する。