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ドコモが中国市場向け通販サイトに出店、伝統工芸品や日用品を販売

 NTTドコモは、チャイナモバイルが運営するインターネット上の通信販売サイト「和生活」内に、日本の商品を取り扱うページ「日本館」を開設し、中国のユーザー向けに商品の販売を開始した。日本の伝統工芸品や化粧品、日用品などが販売される。

 中国市場向けの商品の販売にあたり、ドコモは子会社のらでぃっしゅぼーやのほか、14社のパートナー企業から伝統工芸品や化粧品、ヘルスケア用品、日用品などを調達し、中国市場に提供する。今後は中国政府が設置する越境EC総合試験区内の保税倉庫を活用し保管・発送することで、配送期間の短縮と配送料の低減も図っていく。

 ドコモとチャイナモバイルは2011年に事業協力契約を締結しており、今回の協業もその一環。ドコモは今後も、日本のパートナー企業の販路拡大に協力するとしている。

「和生活」内にオープンした、日本の商品を取り扱うページ「日本館」