ふとんは変えず「あったか掛ふとんカバー」でぬっくぬく!


「トップバリュ ヒートファクト あったか掛ふとんカバー」。軽くて、さわり心地よく、そしてあたたかーいです

 7月5日の一品「接触冷感敷パッド」で、快適に過ごすには寝具は選ばなきゃなー、と思い知った筆者。今度は冬の一品を買いました。トップバリュ ヒートファクトの「あったか掛ふとんカバー」です。

 「ヒートファクト」というのは、ユニクロの「ヒートテック」や、しまむらの「ファイバーヒート」同様、冬に薄着でもあたたかくいられる素材を利用した服の、イオン版のブランドです。ただ、イオンがほかと違うのは、ヒートファクトは服だけでなく寝具などにも展開しているということなんですね。

 その「あったか掛ふとんカバー」ですが、表地はポリエステル100%、裏地はアクリル34%、ポリエステル34%、綿32%でできています。この「あったか掛ふとんカバー」をかぶせると、あら不思議、ふとん自体は変えなくても、手触りはサラっとしていて、それでいてソフトで、布団のあたたかさがちょっと変わるのです。そう、暖かい!

 秘密は裏地にある34%のアクリル。これが、実は東洋紡のマイクロアクリル「プレリール」糸で、従来のアクリル糸より非常に断面が細いのです。これによって、あたたかさと、毛細管現象による水の移動性(トランスポート性)の高さによるサラリ感、そして、超極細繊維のもつウルトラソフト感覚を実現しているのだそうです。

 「プレリール」の製造元のWebサイトによれば、熱伝導率(暖かさ)は、プレリールで1.02w/m・k、綿だと2.88w/m・k。熱伝導率は数字が小さいほど熱を逃がしにくい、つまり暖かく感じるわけですから、その性能は相当なものです。

 実際、これで寝てみると、確かに軽くてしかも、暖かい! 今回、これと合わせてヒートファクトの「保温敷パッド」という敷布団用パッドも合わせて買ったのですが、このふたつを合わせて使うと本当に暖かいこと! ちなみに、この敷パッドの暖かさの工夫は表裏の生地ではなく、中生地にあって、アルミ蒸着不織布を入れることで人が発する熱の発散を防いでいるそうです。

 10月も下旬になり、朝晩の冷え込みも増してきましたが、「あったか掛ふとんカバー」の価格が2980円、「保温敷パッド」の価格が1980円、合わせて5000円弱で冬の布団ライフがぬくぬくになるのなら、買うしかないでしょう! ……と力こぶ入れて「お客様感謝デー」の日に買ってきたのでありますが……試してみたらあまりに寝心地がよく、ちょっと子供にも試させてみたら、二度と返してくれなかった、というわけであります。夏と同じ展開ですね(涙)。

あたたかさと心地よさの秘密は、裏地に配された東洋紡のハイテクアクリル「プレリール」糸にあります敷パッドも同じ色のヒートファクトで揃えてみました。暖かくて寝心地いいんです、これが

 

製品名製造元購入価格
ヒートファクト あったか 掛ふとんカバーイオン2980円

 

(大和 哲)

2011/10/27 06:00