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ホントのストレスフリーってこういうことだ! 通話とカメラの”ノイズ”がなくなるシャープ「AQUOS sense10」
提供:シャープ
2025/11/12
日本で携帯電話が一般化してからおよそ30年。現在までさまざまに進化を重ね、超高速通信や本格3Dゲームを余裕でこなせる性能と、使い切れないほどの多彩な機能が手のひらに収まるようになった。ただ、そんな風に数々の機能があるなかで、黎明期からずっと変わることなく使われ続けているものがある。それは、通話とカメラだ。
携帯電話やスマホとして、今も昔もあって当たり前の、誰もが長い付き合いになるベーシックな機能。それだけに、できること・できないことの境界線が分かってしまい、ある意味「そういうもの」として諦めていた部分もあったのではないだろうか?
たとえば通話なら、周囲が騒がしければ聞こえにくい・伝わりにくいので静かな場所に移動する。ガラス越しのカメラ撮影だと反射して見えないので、なるべく映り込まないようアングルを変えてシャッターを切る、など。それが当たり前だと思いつつ、考えてみればなにげにストレスフルだった通話とカメラの不都合……。
しかしついに、シャープの最新端末「AQUOS sense10」がその問題を解決した! いわゆるフラッグシップではなく、スタンダードモデルでそれをフツーに実現してしまった、というのもミソだろう。通話とカメラ撮影における、いわば“ノイズ”に悩まされることがなくなるという新端末を、さっそくチェックしてみた。
見た目は似てても中身は別物、パワーアップした心臓部とカメラ
AQUOS sense10は、シャープのスマホではミドルクラスのスペックをもつ端末。名前からわかる通り、ちょうど1年前の2024年11月に発売されたAQUOS sense9の後継モデルだ。ゲームも存分に遊べる処理性能と十分なバッテリー容量、それでいて約166gの軽快なボディというバランスの取れた1台となっているのは先代と同じだ。
AQUOS sense10
後述するカラーバリエーションの変化を除けば、外観には大きな違いは見当たらない。けれども、その中身はしっかりと進化している。スマホの頭脳を司るSoCにSnapdragon 7s Gen 3を採用し、同Gen 2だった前モデルから世代が1つ進んだ。たった1世代と言うなかれ、Gen 3ではCPU、GPU、AIの各性能が20~40%も高速化しているのだ。
AQUOS sense9だと「原神」のデフォルト画質設定は「低」に
一方、AQUOS sense10ではデフォルト画質設定が「中」となり、確実に処理性能は高まっている
ネットワークは前モデルがWi-Fi 5だったところ、新機種はWi-Fi 6/Wi-Fi 6Eにも対応した。対応するWi-Fiルーターがあれば、6GHz帯の利用も可能になる。混雑しつつある5GHzを避けてより快適に通信できるだろう。
カメラはリアに各5030万画素の標準レンズと広角レンズの2つ、フロントに3200万画素の標準レンズをそれぞれ搭載する。前モデルから構成は変わらないものの、実はリアの標準レンズに使われている1/1.55インチセンサーは新しいものに置き換わっており、上位機種のAQUOS R10と全く同じものが使われている。ここは高画質が期待できる。
新しい標準レンズ(左)と広角レンズ(右)
他のハードウェア部分は前モデルとほぼ同じ。リフレッシュレート1~240Hzの6.1型Pro IGZO OLEDディスプレイ (※1) 、5000mAhのバッテリー、電源ボタン一体型指紋センサー、IPX5/8およびIP6Xの防水・防じん性能に、MILスペック準拠の耐久性を備える。
むやみに新しさは求めず、しかし着実に各部を進化させながら、安定感・安心感のある作りとなっている。価格は公式ストア (COCORO STORE) で、128GBモデルが6万2700円 (税込) 、256GBモデルが6万9300円 (税込) というリーズナブルなレベルに抑えられているのは、そのような「選択と集中」の工夫によるものだろう。
電源ボタン一体型の指紋センサーを装備
物理SIMとeSIMに対応し、microSDカードも使える
【注釈】
(※1) なめらかハイスピード表示およびゲーミングメニューの登録ゲーム設定をONにしたアプリでは毎秒120回の表示更新に連動して間に黒画面を挿入し、OFF時 (毎秒60回表示状態が変化) の4倍の毎秒240回の表示状態の変化を実現。アプリケーション側の仕様により、4倍速 (240Hz) 表示にならない場合があります。
ノイズを消して「自分の声」だけを抽出し、確実な意思疎通を可能にする「Vocalist」
そんなAQUOS sense10の目玉の1つとなるのが、冒頭で触れた「通話におけるノイズ」を解消できるAIを利用した機能、その名も「Vocalist」だ。
Vocalistで行なえるノイズ除去には3種類ある。1つ目はAQUOS sense10を使っているユーザー側のバックグラウンドノイズを低減するもの。2つ目は相手側のバックグラウンドノイズを低減するもの。そして3つ目は、ユーザーの声だけを抽出して相手に聞こえやすい音声を届ける、「自分の声だけ届ける」機能だ。
通話時のノイズ除去機能を提供する「Vocalist」
ユーザー側と相手側のバックグラウンドノイズを低減するには、Vocalistの設定画面でスイッチを2つオンにするだけ。そうすれば、人の声とそうではないバックグラウンドノイズを検知し、低減する。通話中にオンにしてみれば、ノイズがスッと消え、相手の声だけがくっきり聞こえるようになるのがよくわかる。もちろん相手側も同様で、騒がしい場所でも互いの意思疎通が容易になること間違いなしだ。
ユーザー側と相手側のノイズキャンセルをそれぞれオンオフ可能
3つ目の「自分の声だけ届ける」機能は、目的からすると1つ目のバックグラウンドノイズの低減機能に近い。が、その処理の中身は大きく異なる。文字通りユーザーであるあなたの声を認識して、それを抽出し、他の音をカットするというものだからだ。
そのため、ユーザーの声がどういうものであるかを認識できるよう、最初に自分の声をスマホに登録する作業が必要になる。といっても、Vocalistの設定画面に表示される文言を読み上げるだけでよく、せいぜい数十秒もあれば登録作業は完了だ。
「自分の声だけ届ける」機能を使う前に、ユーザーの声を登録する
画面に表示される文言を読み上げる。数十秒で声の登録が完了
その後は通話中にアイコン表示される「自分の声だけ届ける」ボタンをタップして、機能のオンオフを切り替えて使う。その効果は抜群だ。どんなに騒がしい場所であってもオンにした瞬間にノイズは消え、相手側には自分の声だけがクリアに聞こえる。実際の効果は下記の動画を参考にしてほしい。
「Vocalist」による「自分の声だけ届ける」機能の効果
この「自分の声だけ届ける」機能が最も威力を発揮するのは、他の人が近くでしゃべっている場面だ。たとえばオフィスやコワーキングスペースで周囲の人が会話しているとき、従来の周波数ベースのノイズ除去機能では低減が難しかった。が、「自分の声だけ届ける」機能はちゃんと「自分の声」だけを認識し、他の誰かの声はきっちり排除してくれる。
特定の周波数をカットするだけ、みたいな単純なものではないので、オンにしていても自分の声がこもって聞こえたりすることはない。いつもの自分の声のまま、違和感なく相手に伝わるのだ。
ポップアップ表示される「自分の声だけ届ける」ボタンで機能をオンにすると、自分の声だけが相手に届く
周囲で話している人がいるときはもちろんのこと、そうでなくても通話時は都度オンにするのもよし。ただし、他の人に一時的にスマホを渡して相手と会話してもらうようなときは、その人の声が一切相手に届かないことになるので、機能をオフにすることを忘れないようにしよう。
これらバックグラウンドノイズの低減機能と「自分の声だけ届ける」機能は、電話やチャットアプリ、Web会議アプリなど、通話用の一般的なVoIP通話アプリであればどれでも利用できる。
もちろんビデオ通話やWeb会議ツールでも使える
人混みの激しい街中にいる時も、駅のホームや高架下でも、あるいはスタジアムでスポーツ観戦中でも、もはや静かな場所に移動する必要はない。その場で普段通り会話でき(もちろん周囲への配慮は必要だけれど)、まさにストレスフリーな使い勝手を実感できること間違いなしだ。
邪魔な反射や影がなかったことに! よりスムーズ&高画質なカメラ撮影を実現
AQUOS sense10では、前モデルから画素数は変わらないものの、上位機種のAQUOS R10と同等の新しいセンサーと高度な画質エンジンを採用している。そこにパワーアップしたSoC性能を組み合わせることで、高画質化は当然のこととして、余計な”ノイズ”のない撮影が可能になっているのもポイントだ。
まずは前モデルからどれくらい高画質化しているのか確かめてみよう。AQUOS sense10とAQUOS sense9それぞれで、広角レンズ(0.6倍)と標準レンズ(1倍・2倍・4倍・8倍)で写真撮影してみたのが下記だ。
AQUOS sense10
AQUOS sense9
AQUOS sense10
AQUOS sense9
AQUOS sense10
AQUOS sense9
AQUOS sense10
AQUOS sense9
AQUOS sense10
AQUOS sense9
AQUOS sense10
AQUOS sense9
AQUOS sense10
AQUOS sense9
広角レンズは前モデルと同一とのことだが、拡大してみるとAQUOS sense10ではよりシャープな絵作りになっているようだ。標準レンズで撮影したものも同じように細部がくっきり、ノイズが少なく、色合いが自然になっていることもわかる。画像をトリミングして使うようなときには、こうした精細度の違いが如実に表れてくるので、誰もが画質アップを実感できるはずだ。
このようなベースの画質アップに加えて、AQUOS sense10にはさらなる“ノイズ”を取り除く機能が用意されている。なかでも、従来のカメラ撮影のスタイルを大きく変えることになりそうなのが「ショーケースモード」だ。
カメラ画面上部のボタンからオンオフできる「ショーケースモード」
これまでだと、たとえばガラスの向こう側にあるものを撮影しようとしたとき、周りにある照明や明るい部分がそのガラスに反射して撮りたいものがうまく撮れない、ということになりがちだった。反射が映り込まないようにするにはアングルを変えるしかなく、理想的な見栄えにならないのは「仕方ない」と諦めていた人も多いと思う。
しかしショーケースモードを使えば、いわば余計な“ノイズ”とも言えるその映り込みを低減できる。被写体の周辺の状況などをAIが分析し、反射とそうでないものを分離して処理することで実現している、とのことだが、とにかく、撮りたい被写体が反射に遮られていたとしても、理想的なアングルからそのまま撮影するだけで、透かすようにして奥のものを捉えられるのだ。
手前の植物がガラスに映り込んでいる(プライバシー保護のため画像の一部をトリミングしています)
ショーケースモードを「オン」にすると映り込みが目立たない(プライバシー保護のため画像の一部をトリミングしています)
水槽を撮影すると手前のテーブルの白が映り込んでしまう
ショーケースモードを「オン」にすると水槽の内部をきれいに見通せるように。筆者の身体の映り込みも軽減
上記のサンプルにある通り、ショーケースモードをオンにした写真は映り込みに邪魔されず、ガラスの向こう側が違和感なく見えている。ちなみにあまり一般的な使い方ではないかもしれないが、仕事柄デバイス画面を撮影することの多い筆者の場合だと、そのディスプレイガラスに反射するものも低減できるのがありがたかったりする。
そして、さらなる“ノイズ”低減の機能が、「料理・テキストの影を消す」というもの。カメラ撮影時に被写体が「料理」や「テキスト」(紙書類など)と判定された際には、ユーザー自身の影が入り込んでしまう場合でも、その影を消してきれいな見栄えにしてくれる。
これもガラス越しの撮影と同じように、今まではアングルを変えるなりして対処するのが当たり前だったわけだけれど、AQUOS sense10ならもはや気にする必要はない。料理が冷めてしまう前にサクッと撮影できるし、書類をデジタル化するときの効率も一気にアップする。
そのままだと自身の影が料理に被ってしまう
料理・テキストの影を消す「オン」にするとすっきりとした見栄えに
書類も光源を考慮しないと自分の影などが入り込んでしまう
料理・テキストの影を消す「オン」だとご覧の通り
影を消した文書は同時に台形補正して保存することも可能
最後にもう1つ、カメラのフィルター機能の作り込みにも注目だ。モノクロームやセピアといったものから、「昭和レトロ」や「平成ポップ」といったその時代を感じさせるフィルターも用意されている。しかも、撮影前の段階から適用するフィルターを好きに切り替え、仕上がりを確認しながらシャッターを切ることができる。簡単・気軽に「それっぽい」写真を撮れるのも、AQUOS sense10ならではの楽しさだ。
「オリジナル」(フィルターオフ)
「昭和レトロ」
「平成ポップ」
「モノクローム」
「セピア」
「AI」の存在をあえてアピールしない、これからのAIスマホ
AQUOS sense10のボディカラーは、今回試用した「デニムネイビー」の他に、「カーキグリーン」「ペールミント」「ペールピンク」「ライトシルバー」「フルブラック」と計6つのバリエーションをラインアップ。
「デニムネイビー」と「カーキグリーン」
「ペールミント」と「ペールピンク」
「ライトシルバー」と「フルブラック」
さらに個性的なデザインの専用ケースも用意されており、カンガルーレザーの「SPINGLE」と、デニム生地の「BLUE SAKURA」および「児島GENES」がコラボケースとして発表されている。ボディデザインもケースもハイクオリティで、端末の価格以上のプレミアムさを感じられるだろう。
「SPINGLE」
「BLUE SAKURA」
「児島GENES」
シンプルなシリコンケースも各色取りそろえる
スマホで最も頻繁に使う機能と言える、通話とカメラ。それにまつわる“ノイズ”を簡単に消せるようになったAQUOS sense10は、使っていてシンプルに「便利だな」と思わせてくれる。これらの機能はもちろん、昨今話題のAI技術によるもの。だけれど、それをあまり前面には出さず、ユーザーに意識させない形で盛り込まれているのも注目すべき点かもしれない。
AQUOSスマホにとってこれは何も特別なことではなく、当たり前に身近にあるべき機能、という位置付けなのだろうか。AIが自然に我々ユーザーの生活に溶け込み、誰もが活用していける未来をも感じさせる、AQUOS sense10はそんな端末にもなっているように思う。
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