トピック

高品質&高セキュリティのWi-Fiサービス、3つのプランが選べるWi2の「ギガぞうWi-Fi」でスマートフォンやパソコンに快適&安心を!

 スマートフォンを使っていくうえで、どうしても気になるのがデータ通信量。月末近くになると、「残りのデータ通信量が……」と悩む人も少なくない。

 そんなスマートフォンのデータ通信の需要をサポートしてくれる手段のひとつが「公衆無線LANサービス」(Wi-Fiサービス)だ。公衆無線LANサービスは各携帯電話会社のものも含め、さまざまなサービスが提供されているが、高品質かつ高セキュリティの通信が約束され、ユーザーの利用スタイルによって、複数のプランを選ぶことができるのがワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)のWi-Fiサービス「ギガぞうWi-Fi」だ。

後ろのカフェにもギガぞうWi-Fiのアクセスポイントがあるのだ

データ通信量を節約できる「Wi-Fiサービス」

 読者のみなさんは月にどれくらいモバイルデータ通信を利用しているだろうか。月末近くになり、契約プランのデータ通信量の残量がなくなり、データ通信量を追加したり、毎月ヒヤヒヤしながら使っていたりしないだろうか。

 スマートフォンやタブレット、パソコンの利用にはインターネット接続が欠かせないが、オフィスや自宅など、固定回線がある場所以外では、モバイルデータ通信を利用することが多い。

 通信技術の世代が進化したことで、モバイルデータ通信のデータ単価は低廉化が進み、大容量のデータ通信が利用できる料金プランも登場したが、スマートフォンで扱うデータは増える一方だ。写真や映像がより高解像度のものが撮影できるようになり、SNSなどでシェアする機会が増え、高品質なグラフィックを駆使したゲームも広く楽しまれている。スマートフォンが人々の生活に密着し、利便性が高まるほど、データ通信量は増える傾向にあり、おそらく多くのユーザーは月々のデータ通信量を気にしながら、スマートフォンを使っているのが実状だろう。

 また、ここ数年、ユーザーを増やしてきたMVNO各社については、データ通信量を厳しくコントロールする必要に迫られることが多い。各携帯電話会社に比べ、割安な料金が設定されているものの、同様に選んだ料金プランによって、データ通信量が決まっているうえ、混雑するお昼時や夕方以降など、時間帯によっては通信速度が低下してしまうことがあるからだ。

 こうした状況に対し、データ通信の需要をサポートする存在となるのが「公衆無線LANサービス」だ。一般的に、公衆無線LANサービスはカフェやレストラン、ホテル、駅、空港など、ひとが多く集まるところなどに設置された無線LANアクセスポイント(Wi-Fiスポット)に接続できるサービスだ。おそらく、多くのスマートフォンユーザーが街中や出張先、旅行先などで利用したことがあるだろう。スマートフォンやタブレット、パソコンを公衆無線LANに接続することで、より高速なデータ通信が期待できるうえ、モバイルデータ通信をオフロードすることで、月々のデータ通信量の増加を抑えられるメリットがある。

今回紹介する「ギガぞうWi-Fi」はさまざまなお店、駅などにアクセスポイントがある

 ところが、一部の公衆無線LANサービスではセキュリティ対策やパフォーマンスが不十分で、「あまり使わない」と考えるユーザーも居るようだ。たとえば、ユーザーが簡単に接続できるようにするため、アクセスポイントに接続するパスワードが設定されておらず、その結果、通信が暗号化されなくなり、第三者に通信内容を盗み見られてしまうリスクが指摘されている。パフォーマンスについても多くのユーザーが利用する環境では、トラフィック増で十分な通信速度が得られず、ストレスがたまることもある。

Wi-Fiサービス、VPN、モバイル機器補償も選べる「ギガぞうWi-Fi」

 そんな公衆無線LANサービスの中で、従来から高品質かつ高セキュリティなWi-Fiサービスを提供してきたのがWi2の「ギガぞうWi-Fi」だ。Wi2は鉄道などの公共交通機関をはじめ、カフェやファストフードなどの飲食店、小売店や量販店、コンビニエンスストアなどでWi-Fiサービスを提供する通信事業者で、個人向けだけでなく、さまざまな法人向けや自治体向けにもオリジナルのWi-Fiサービスを提供していることでも知られる。

 Wi2が提供するギガぞうWi-Fiは、個人ユーザー向けのWi-Fiサービスで、ユーザーが安心かつ快適に利用できる環境を整えている。利用できる機能によって、3つのプランが用意されているが、主な特長について説明しよう。

高品質Wi-Fiが使い放題

 ギガぞうWi-Fiは、全国の大手飲食チェーンを中心に、EAP-TTLS方式の高セキュリティWi-Fi「Wi2eap」というSSIDのアクセスポイントが展開され、端末とWi-Fiサービスの間を暗号化キーによる暗号化通信が行なわれる仕様だ。データ通信量や利用できる場所などに制限はなく、スマートフォンだけでなく、タブレットでもパソコンでも自由に使うことができる。

 ちなみに、EAP方式は送受信するデータを暗号化だけでなく、Wi-Fi接続時のプロセスでユーザー認証を行なうため、Wi-Fi接続後にすぐに利用を開始でき、自宅やオフィスのWi-Fiと同じような感覚で利用できる。

 また、接続に証明書を利用しているため、なりすましなどの偽のWi-Fiスポットへの接続を防ぐことができる。

 同様の方式は一部の携帯電話会社のサービスでも採用されていたが、ギガぞうWi-Fiが採用するEAP-TTLS方式はSIMカードを必要としないため、MVNO各社の端末やパソコンなど、さまざまな機器で安全な通信を利用することができる。

 暗号化通信の設定は非常に簡単で、スマートフォンではアプリをインストールするだけで、自動的に必要なWi-Fiネットワークの情報が登録される。iOSでもプロファイルのインストールのみなので、初心者にもわかりやすい。ちなみに、この他にも「0000Wi2」「Wi2」「Wi2_club」「wifi_square」「UQ_Wi-Fi(2020年3月末終了予定)」「mobilepoint」「mobilepoint2」のSSIDのWi-Fiサービスにも接続することが可能だ。

フリーWi-Fiでも安全に使えるVPN

 冒頭でも説明したように、街中やホテルなどのWi-Fiスポットにはパスワードが設定されておらず、暗号化通信ができないところがあるが、ギガぞうWi-Fiで接続すれば、専用のVPN(Virtual Private Network)サーバーを経由して接続されるため、通信内容が保護され、安心して利用できる。

アプリでスイッチをONにするだけと、VPN設定は簡単

 こうしたVPNサービスは無料のものも提供されているが、ギガぞうWi-Fiで提供されるVPNサービスは国内の通信事業者が自らVPN設備を保有している。無料のVPNサービスの場合、サービス提供事業者との間で暗号化通信ができるものの、無料であるがゆえに、通信内容が利用されるリスクがないとは言えず、利用に十分、注意が必要とされる。

LTE通信の最適化でデータ通信量を節約

 LTEによるモバイルデータ通信を利用するとき、VPNで専用の最適化サーバーに接続することで、自動的にデータ通信量を節約することができる。たとえば、動画視聴時に余分な通信が発生する再送を抑止したり、キャッシュによって通信量を節約、静止画やテキストデータの圧縮などにより、品質を落とすことなく、データ通信量を抑えることを可能にしている。通信内容によって差はあるが、通常のLTE通信時に比べ、最大20%のデータ通信量の圧縮ができる。

外出中、アプリを見ると節約しているかどうかわかる

1つの契約で家族で利用可能

 ギガぞうWi-Fiでは料金プランによって、1つの契約で複数の端末を利用することができる。たとえば、スタンダードプランでは最大5台、ファミリープランでは最大10台まで登録することができるため、スマートフォンはもちろん、家族のタブレットやパソコン、ゲーム機など、さまざまな機器をギガぞうの対応Wi-Fiスポットで利用したり、VPNによる安全かつ快適な通信を利用することができる。

家族をカバーするモバイル機器保険

モバイル機器は外出先などで利用するため、思わぬアクシデントに遭うことがある。そこで、ギガぞうWi-Fiでは利用中の機器の破損や水没をサポートするモバイル機器保険が付帯する料金プランが用意されている。ギガぞうWi-Fiのマイページでモバイル機器の機器情報(MACアドレス)を登録しておくと、その登録された機器が壊れたときの修理費用や代替品購入代金を最大5万円(税込)、年に2回まで、補償してくれる。登録台数は最大10台までなので、家族全員の機器を安心して利用することができる。

ニーズに合わせて選べる「ギガぞうWi-Fi」の3つのプラン

 こうした特長を持つギガぞうWi-Fiだが、昨年10月、より幅広いユーザーのニーズに応えるため、3つのプランの提供を開始している。

 まず、もっとも手軽なのが「スマホ専用プラン」で、月額182円(税別)で使うことができる。サポートされるのは1台の端末のみだが、高品質な「ギガぞうWi-Fi」のWi-Fiサービスに接続できるだけでなく、VPNも利用できるため、コストを抑えつつ、安心かつ快適に利用したいユーザーに適している。ちなみに、サービスを利用する端末は変更することが可能だ。

 2つめは従来から提供されていたプランを継承した「スタンダードプラン」で、月額455円(税別)で、ギガぞうWi-FiのWi-FiサービスとVPNサービスに加え、LTE通信の最適化が利用できる。利用できる端末は最大5台までなので、メインではスマートフォンで利用しつつ、パソコンやタブレット、ゲーム機なども併用したいユーザーに適している。

 そして、3つめはファミリーユーザーの安心安全のニーズにしっかりと応える「ファミリー機器安心パック」だ。月額780円(税別の)プランで、ギガぞうWi-FiのWi-FiサービスやVPN、LTE通信の最適化に加え、最大10台までのモバイル機器保険が付帯する。対象となるのは契約者と家族が利用するスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、スマートウォッチ、モバイルWi-Fiルーター、モバイル音楽プレーヤー、モバイルゲーム機をカバーする。本誌の「クラッシュ」のコーナーでもおなじみだが、やはり、モバイル機器はどうしても落下などのトラブルに遭いやすいため、こうしたサポートが提供されるのは心強い。

 ギガぞうWi-Fiの3つのプランは、いずれもWebページから申し込みができ、「スマホ専用プラン」と「スタンダードプラン」については、アプリをダウンロードして、申し込むこともできる。

 支払いについては「iTunes Store決済」「Googleウォレット決済」のアプリストアでの決済をはじめ、クレジットカード決済、「auかんたん決済」「ドコモ払い」「ソフトバンクまとめて支払い」の各携帯電話会社の決済サービスを利用することができる。ちなみに、すでにギガぞうWi-Fiを利用していて、支払い方法を変更したいときは、現在の支払い方法を解約後、新たに利用したい支払い方法で有料サービスに登録し直すことになる。

本誌関係者が実際に使ってみた!

 高品質かつ高セキュリティのWi-Fiサービスに加え、VPNやLTE通信の最適化など、魅力的な機能が数多く提供されるギガぞうWi-Fiだが、実際に使ってみた印象も気になるところだ。そこで、今回は本誌関係者を中心に、実際にサービスを使い、その印象と結果をまとめてみた。

普段通りのスマホユーザーなら1GBの節約、サブスク型の映像見放題なら15GBの節約も!?

 まず、もっともスタンダードなスマートフォンのユーザーとして、本誌スタッフのSが自分のスマートフォンにギガぞうWi-Fiを設定し、いつでもどこでもWi-FiとVPNが動作するように設定したところ、LTE通信の最適化(圧縮)は約1カ月間で400MBを超え、Wi-Fiサービスも約500MB以上を利用したという結果になった。

圧縮で400MB、Wi-Fiで500MB以上を節約

 ちょうど年始の休みの時期を含んでいるため、おそらく実際の利用よりはやや少なめの節約という印象もあるが、それでもLTE通信の最適化とWi-Fiサービスの利用で、合わせて1GBの節約ができた計算になる。スタッフSによれば、いつの間にか、駅や飲食店などで接続されていて、意識して操作をしなくてもデータ通信量を節約できたという。

 さらに2月に入ってからのスタッフSは、とある映像見放題サービスで、世界中を魅了したファンタジー・大河ドラマに今さらながらハマってしまった。ふと立ち寄ったカフェチェーンやファストフードで、コーヒーを飲んだり、ランチを食べたりしていると、いつのまにか各話をダウンロードできており、ギガぞうWi-Fiでの通信量(節約量)は15GBに迫る勢い。移動中もモバイル通信のギガを使うことなく最高品質でドラマを楽しんでいるという。快適に通信できる場合、5分程度で1話(1.5GB強)分をダウンロードできるそうだ。

モバイル回線で大容量プランを使っていなくても、ギガぞうWi-Fiがあればサブスク型の映像見放題サービスも楽しめる

ライトなユーザーでも10%程度の効果

 次に、移動中にはあまりスマートフォンを操作しないという本誌スタッフKに、ライトなユーザーという位置付けで試してもらったところ、1月は利用が少なく、生活圏や移動先に対象となるWi-Fiスポットが少なかったせいか、数MBしか節約できなかった。

1月の利用はちょっと少ない

 ところが2月に入ると、約1週間でLTE通信の最適化とWi-Fiサービスによる節約が25MBになった。単純計算で1カ月で約100MB相当の節約が期待できることになり、月間の利用が1GB程度のライトユーザーにとっては約10%程度の効果が得られそうなことがわかった。

2月に入ると1週間で25MBを節約。1カ月あれば100MBは節約できる。普段から1GBに抑えているユーザーには嬉しい

高校生が使ってみると……?

 3人目はある程度、ヘビーに利用する高校生ユーザーとして、本誌スタッフSの長男にも試してもらった。本人は現在、高校2年生で、主にスマートフォンをWebページの閲覧などに利用するほか、ストリーミングでの音楽再生も楽しんでいるという。

自宅で20GB以上使うが、この月は“ギガ”を使い果たすことなくご機嫌だった

 それでも毎月下旬になると、家族とシェアパックで契約している5GBのデータ通信量を使い果たしていたが、1月6日から導入したところ、1月末までにギガぞうWi-Fiで約1GBの節約ができ、この月はデータ通信量を使い切ることはなかった。

1月は1GBの節約に

 他のケース同様、端末にアプリを導入しただけで、あとは標準設定のまま使ったそうで、本人が意識しないまま、節約ができたという。

街を飛び回る営業パーソンは効果てきめん

 そして、4人目はもっともヘビーなユーザーとして、営業K氏に試してもらった。K氏は営業職ということもあり、普段からパソコンで利用することが多く、PowerPointなどの大容量の文書、動画素材チェック、撮影データの送受信など、かなりデータ通信が多い。

 スマーフォンのテザリングやモバイルWi-Fiルーターではデータ通信量や端末のバッテリー残量を気にしていたが、ギガぞうWi-Fiであれば、こうしたストレスもなく、大容量のデータもスムーズにやり取りができたという。

 利用できる場所も多く、普段、仕事で行動する範囲でもかなり使えることがわかったそうだ。実際の使用感も一度、自動接続で設定してしまえば、パソコンを広げただけで、すぐにインターネットに接続されるため、常にインターネットに接続しているような感覚で、すぐに仕事に取りかかれたという。

 この4つのケースはそれぞれに利用スタイルに差があるが、いずれのケースでもギガぞうWi-Fiを導入した効果が感じられ、大容量のデータ通信を利用するユーザーほど、はっきりとメリットが享受できたようだ。

 ちなみに、筆者自身も以前からギガぞうWi-Fiを契約しており、国内外でパソコンやiPadを使うときに利用しているが、出張先や外出先に設置された公共のWi-Fiサービスを利用するときは、ギガぞうWi-FiのVPNが役立っており、仕事にもプライベートにも欠かせないサービスとなっている。

3つのプランが選べる「ギガぞうWi-Fi」で安心、安全、節約を目指そう

 ここ1~2年、携帯電話料金の見直しが話題になっているが、スマートフォンやタブレット、パソコンを利用するシーンは今まで以上に拡大しており、送受信するデータ通信量は増え、なかなか料金の節約に結び付いていないのが実状だ。

 そんな中、今回、開設したワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供するWi-Fiサービス「ギガぞうWi-Fi」は、人が多く集まる場所などにWi-Fiスポットを提供するだけでなく、ユーザーがスマートフォンやタブレット、パソコンなどを安全かつ快適に利用できるしくみを構築し、それを使いやすい形で提供している。

 ユーザーの利用スタイルに合わせ、「スマホ専用プラン」「スタンダードプラン」「ファミリー機器安心パック」という3つのプランを提供し、一人のユーザーからファミリーユーザーまで、幅広い環境のニーズに応えようとしている。

 それぞれのプランの料金もリーズナブルなうえ、各携帯電話会社のキャリア決済も利用できるようになり、今まで以上に使いやすくなった印象だ。「ギガぞうWi-Fi」はスマートフォンやタブレット、パソコンで、Wi-Fiネットワークとモバイルデータ通信を賢く安全に使いたいユーザーに、ぜひ試して欲しいサービスと言えるだろう。