特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】PS Vitaの発売日、ドコモの3G回線に対応するモデルも

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 9年前の2011年12月17日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE、現在のソニー・インタラクティブエンタテインメント)は、携帯ゲーム機「PlayStation Vita(PS Vita)」を発売しました。

 「PlayStation Portable(PSP)」では、ソフトをディスク(UMD)で展開していましたが、PS Vitaでは、「PlayStation Vitaカード」で展開しました。

 また、ネットワーク連携も強化されており、Wi-Fiモデルに加えて3G/Wi-Fiモデルも発売されました。キャリアはNTTドコモが選定され、ドコモからは103時間(100時間の128kbpsと3時間の下り最大14Mbpsの高速通信)と20時間通信利用できるプリペイドプランが発売されました。

Wi-Fiモデルと3G/Wi-Fiモデルを展開
ドコモのプリペイドデータ通信プラン

 なお、3G/Wi-Fiモデルの初回50万台については、100時間のデータ通信プラン「プリペイドデータプラン 100h」と契約事務手数料をSCE側で負担しており、103時間分の3G通信がPS Vitaに同梱される形をとったほか、時間の追加(チャージ)はオンラインで手続きができました。

ネットワークで繋がることをアピール

 筆者がPSPで某“モンスターを狩って肉を焼く”ゲームにハマっていたとき、友人と通信環境を追い求めてファーストフードチェーンやネットカフェをハシゴしていた思い出があります。新幹線や飛行機に乗っていても世界とインターネットでつながる時代、リッチなゲーム体験ができる一方、リアルで集まってゲームができる社会に早く戻ってほしいことを願います。