特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】2016年10月28日は6秒動画「Vine」のサービス終了が報じられた日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 2016年10月28日はショート動画共有サービス「Vine」(ヴァイン)のサービス終了が報じられた日です。

 Vineは、ループ再生される6秒間の動画を投稿し共有できるという米国発のサービスで、当初は独立した企業でしたが、正式サービスイン前にツイッターに買収されたという経緯があります。

「Vine」のインターフェイス

 米国でのサービスは2013年1月にスタート。その後、2013年の11月には日本語対応を果たしました。本誌では、2013年の10月28日に複数の動画を同時に作れる「Sessions」や従来より高度な編集ができた「Time Travel」などの機能が追加されたことが紹介されています。

 奇しくもその3年後の同じ日にサービス終了が報じられることになるわけですが(発表は米国時間10月27日)、この当時はたしかに、たびたび目にする人気のサービスだったと記憶しています。しかし、こうしてみるとなんとも諸行無常の響きを感じずにはいられません。

 しかし「TikTok」や少々毛色は異なるものの、SHOWROOMが手掛ける「smash.」が登場するなど、スマートフォン上でのショートビデオというのは一定の需要があるようです。

 そして2020年に入って、Vine創業者のうちのひとりが新たな動画サービス「byte」を開発、公開しました。基本的な機能はVineに準じており、まだ英語版のみのようですが、もしかしたら日本語に対応し、ある種の再上陸を果たす日が来るかもしれませんね。