レビュー

「ZenFone 7 Pro」クイックレビュー

 ASUSは、フラッグシップモデルの5G対応スマートフォン「ZenFone 7」と「ZenFone 7 Pro」を23日に発売する。

 今回は、本体の外観や撮影した写真などをご紹介する。

外観

 サイズは、約165×77.2×9.6mm、重さは約235g。ディスプレイは、6.67インチのナノエッジAMOLEDディスプレイ(フルHD+、2400×1080)を採用。

 ボディは前面背面ともにゴリラガラスが採用されており、美しいデザインとなっている。実機撮影時、撮影しているカメラがそのまま写り込んでしまうほどだ。

 また、本体側面の電源ボタンは、指紋認証センサーが内蔵されており、電源ボタンだけですばやくロック解除できる。

下側面はUSB Type-Cとスピーカー
右側面は電源ボタン(指紋認証内蔵)と音量スイッチ
上側面、フリップカメラ機構がある
左側面は、SIMスロット

 本体カメラは、3眼カメラは背面に配置されているが、前面撮影時にカメラが起き上がり前面に向くフリップカメラを搭載している。セルフィーでも、高画質で撮影できる。

 フリップ角度は調整できるので、90度に調整して街の空を撮影するといった使い方もできる。

通常時
前面撮影時

カメラ

 カメラは、前述のとおり3眼フリップカメラ。

 64MPの広角カメラと12MPの超広角カメラ、8MPの望遠カメラを搭載。Proでは、広角カメラと望遠カメラに、光学手ブレ補正機能が搭載されている。

 撮影モードは、写真、ポートレート、パノラマ、PROモードなどが用意されている。PROモードはISOやシャッタースピードなど、ユーザーが撮影したい数値を設定できる。

写真モード
ポートレートモード
PROモード
ZenFone 7 Proで撮影した写真(クリックで原寸大)
写真モードで撮影
ポートレートモードで撮影
PROモードで背景にピントを合わせた
広角レンズ
超広角レンズ
望遠レンズ
撮影日は残念ながら雨天
ポートレートモード
ポートレートモード
雨天だが、色鮮やかに撮影でき、かえってみずみずしく感じる
ポートレートモードで中心の花にピントを合わせる
ZenFone 7 Proで撮影した夜景(クリックで原寸大)
夜景を認識すると夜景モードで撮影できる。雨天かつ手持ちの悪条件だが、Proの光学手ブレ補正も機能し美しく撮影できた

 動画撮影では、8K解像度で30fpsまで、4K解像度で60fpsまでの撮影をサポートしている。また、電子式手ブレ補正で動画撮影時の手ブレを抑える「HyperSteadyモード」を搭載しており、揺れが少なく安定した動画を撮影できる。

設定画面

ホーム画面
設定画面

 ZenFone 7独自の機能では、ジェスチャー機能が挙げられる。ロック画面などで設定した動作を行うと、アプリが起動したり挙動をカスタマイズできる。

拡張機能
ジェスチャー機能

主なスペック

製品名ZenFone 7ZenFone 7 Pro
チップセットQualcomm Snapdragon 865Qualcomm Snapdragon 865 Plus
グラフィックAdreno 650
メインメモリLPDDR5 8GB
記憶装置128GB(UFS 3.1)256GB(UFS 3.1)
ディスプレイ6.67 インチ ナノエッジ AMOLED ディスプレイ
2400×1080 ドット(フル HD+)90Hz
Corning Gorilla Glass 6
カメラフリップカメラ
6400万画素広角カメラ(メイン)
1200万画素超広角カメラ
800万画素望遠カメラ
フリップカメラ
6400万画素広角カメラ(メイン、OIS搭載)
1200万画素超広角カメラ
800万画素望遠カメラ(OIS搭載)
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
BluetoothBluetooth 5.1
バッテリー容量5000mAh
駆動時間Wi-Fi通信時:約11.2時間
モバイル通信時:約10時間(LTE)
モバイル通信時:約6.2時間(5G)
連続待受時間:約438時間(VoLTE、5G)
Wi-Fi通信時:約10.7時間
モバイル通信時:約9.5時間(LTE)
モバイル通信時:約6.1時間(5G)
連続待受時間:約438時間(VoLTE、5G)
OSAndroid 10
サイズ約165×77.2×9.6mm
質量約235g