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QWERTYキー搭載のAndroid「BlackBerry PRIV」が国内発売、9万9800円
(2016/3/25 12:53)
QWERTYキーを搭載し、スライド機構を採用した5.4インチディスプレイのAndroidスマートフォン「BlackBerry PRIV」が25日より、日本国内で発売される。米BlackBerryの日本における正規代理店であるFOXを通じて提供されるもので、ビックカメラやAmazon.co.jp、U-mobileのストア、FOXのオンラインストアで取り扱われる。想定価格は9万9800円(税抜)。
「BlackBerry PRIV」は、BlackBerryシリーズらしいQWERTYキーを搭載しつつ、スライド機構によって全画面のタッチパネル操作と、キー操作を両立させたモデル。チップセットはクアルコムのSnapdragon 808(ヘキサコア、1.8GHz駆動×2、1.4GHz駆動×4)。3GBのメモリと32GBのストレージを搭載する。
1800万画素のメインカメラは光学手ブレ補正や位相差オートフォーカス、HDRなどの機能をサポート。F値2.2のレンズとデュアルフラッシュで暗い場所でも明るく撮影する。4Kサイズで30fpsの動画を撮影できる。
FDD方式のLTEとTD-LTEに対応する。LTEの対応バンドではNTTドコモとソフトバンクの周波数に対応する。ドコモの800MHz帯(バンド19)にも対応しており、FOXでは「日本限定モデル」とアピールしている。
方式 | 対応バンド |
LTE | 1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、19、20、25、28、29、30 |
TD-LTE | 38、40、41 |
セキュリティ面では、ハードウェアに暗号化キーを挿入。ハードウェアレイヤー、OSレイヤー、アプリケーションレイヤーを検証する仕組みで改竄されていないかチェックできる。またLinuxカーネルを強化する修正も施されている。オリジナルアプリの「DTEK」によって、アプリからマイクやカメラ、個人情報へのアクセスを監視する。BlackBerryの法人向けサービスである「BES 12」にも対応する。
大きさは147×77.2×9.4mm、重さは192g。QuickCharge 2.0、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac、NFC、Bluetooth 4.1に対応する。