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KDDIとGunosy、新メディアサービスの提供へ向け業務提携

 KDDIとGunosyは14日、スマートフォン向けのメディア事業における業務提携に合意したと発表した。

 Gunosyは、スマートフォン向けのキュレーション型ニュースアプリ「グノシー」を提供する企業。2014年にはKDDIが資本参加している。

 今回の業務提携で両社は、Gunosyが持つ人工知能を活用した情報配信技術や広告配信技術と、KDDIの顧客接点やコンテンツサービスを活用し、スマートフォン向けの新たなメディアサービスを開発、運営していくとしている。

 新サービスは「国内最大の情報配信サービス」を目指し、2016年の夏に提供を開始する予定。

【追記 2016/1/14 16:35】
 KDDIの広報担当者によると、新サービスは「日常的に利用できるような情報配信サービス」となる予定で、「具体的な内容については検討中」としている。

Gunosyは「Syn.alliance」の参画も

 また、Gunosyは同日、KDDI傘下のSupershipが提唱するプラットフォーム「Syn.alliance」に参画したことを発表した。「Syn.alliance」は、さまざま企業が提供するサービスが、共通のサイドメニューを通じて相互に連携を深めていくというコンセプトのプラットフォーム。

 Android版アプリ「グノシー」では14日から「Syn.」のサイドメニューの提供を開始している。

石井 徹