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ソフトバンク、Android搭載プロジェクター「モバイルシアター」を13日発売

 ソフトバンクは、LTEに対応したAndroid 4.4.4搭載モバイルプロジェクター「モバイルシアター」(ZTE製)を13日に発売する。一括購入価格は8万6400円(税抜、以下同)。割賦購入の場合の価格は、2400円×36カ月。専用料金プランとなり、月月割は対象外。

モバイルシアター

 「モバイルシアター」は、2015年夏モデルとして案内された製品。プロジェクターとしては、150ルーメンでの投影が可能で、最大120インチまでの投影サイズに対応。HDMIによる有線接続やMiracastによる無線接続機能を持ち、スマートフォンやパソコンのディスプレイを投影できる。

 OSにAndroid 4.4.4を搭載、本体に5インチのディスプレイを備えている。Google Playにも対応しており、一般的なタブレットのように利用することもできる。また、単体で本体のディスプレイの映像を投影することも可能。

 モバイルネットワークではSoftBank 4G LTE(FDD-LTE)の900MHz、2.1GHz帯、SoftBank 4G(AXGP)の2.5GHz帯と、3G(W-CDMA)の900MHz、2.1GHz帯をサポート。SoftBank 4G LTEでは下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps、SoftBank 4Gでは下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsでの通信が可能。テザリング機能によって、モバイルWi-Fiルーターのようにも使える。

5月の夏モデル発表会で展示されていた開発版

 内蔵バッテリーは約6300mAh。連続投影時間は約3時間。連続待受時間は約300時間。CPUはクアルコムの「MSM8974」(クアッドコアの2.0GHz駆動)。メモリは2GB。内蔵ストレージは16GBで、最大64GBのmicroSDXCに対応。Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)とBluetooth 4.0をサポートする。

 本体サイズは約134×131×33.3mm、重さは約579g。ボディカラーはシルバーの1色。

スマホとデータ量を共有できる「スマートデバイスシェア」の対象機種

 「モバイルシアター」は、7月に発表済みの料金プラン「スマートデバイスプラン」および「スマートデバイスシェア」に対応する初の機種。

 「スマートデバイスプラン」は、3年契約で月額基本料が2000円のプラン。別途データパックの契約が必要となる。

 「スマートデバイスシェア」は、「データシェアプラス」または「家族データシェア」を契約したソフトバンクスマートフォン、携帯電話とデータ通信量の共有する月額500円のオプション。3年契約の場合、月額基本料が無料となる。

「モバイルシアター」料金(3年契約の場合)
プラン名称スマートデバイスプランスマートデバイスプラン
+スマートデバイスシェア
月額基本料金2000円0円
データ定額パック料3500円~500円(スマートデバイスシェア料金)
モバイルシアター購入割引-2400円
合算(本体代除く)3100円~500円
(+親回線の利用料)

石井 徹