出雲ケーブルビジョンが「ICVモバイル」、auのLTEで月980円～

　出雲ケーブルビジョンは、6月16日より、auの4G LTEネットワークを利用したMVNO通信サービス「ICVモバイル」のサービス提供を開始する。

　出雲ケーブルビジョンの固定サービスエリアのユーザーを中心に、全国で提供される。同社のケーブルテレビサービスや固定通信サービスに加入していない場合でも契約できる。

　料金プランは月間3GBまでのデータ通信が可能な「データ高速プラン」が月額980円（税抜、以下同）、3GBのデータ通信と音声通話が利用できる「データ高速+音声通話プラン」が月額1680円。一方、月間の上限通信量の設定がなく、送受信最大500kbpsできる「データ無制限プラン」が月額1980円、加えて音声通話も利用可能な「データ無制限+音声通話プラン」が月額2680円。

　初期費用としてパッケージ料金が3000円かかる。音声通話に対応したプランでは、12カ月の最低利用期間が設定されており、期間内の解約には9500円の解約金が発生する。

　SIMカードはmicroSIMとnanoSIMの2種類が提供される。Androidスマートフォンとのセット販売も用意されており、京セラ製の4.5インチで防水防塵の「KC-01」とLG製の5インチHDディスプレイ搭載「G3 Beat」がラインナップされている。

　「KC-01」の価格は2万9760円、「G3 Beat」は3万4800円。「端末購入アシスト」により、「KC-01」では月々1240円、「G3 Beat」では1450円を、通信料に上乗せして24カ月条件で、端末価格を0円で購入することもできる。

　スマートフォンとのセット購入の場合、端末補償や、「@uqmobile.jp」のアドレスのメールサービスがオプションで利用可能。

　「ICVモバイル」の契約は、同サービスのWebサイト上と、出雲ケーブルビジョン本社のサービス窓口で受け付けられる。16日の提供開始に向けて、Webサイトにて予約受付が案内されている。

　「ICVモバイル」は、KDDIバリューイネイブラーの「UQ mobile」のサービス基盤を活かして、出雲ケーブルビジョンがMVNOとして提供するモバイル通信サービス。料金や端末などの、基本的なサービススペックは「UQ mobile」と同一となる。サポートについては「ICVモバイル」専用の窓口が用意される。