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沖縄のICカード「OKICA」誕生記念、バス乗車でポイントが貯まるキャンペーン

NTTドコモの「ショッぷらっと」を採用

 沖縄県は、交通系ICカード「OKICA(オキカ)」の誕生と、バスレーン延長を記念して、バスに乗車するたびに「ショッぷらっと」のポイントがたまる「バス通キャンペーン」を実施する。キャンペーン期間は2014年10月1日~2015年1月31日。

バス通キャンペーンのステッカー

 「バス通キャンペーン」は、沖縄県内を走る対象となる路線バス(合計222台)に乗車すると、「ショッぷらっと」のスタンプが貯まり、スタンプ数に応じてプレゼント抽選に応募できるというもの。「ショッぷらっと」のアプリ(無料)をインストールしたスマートフォンを、バス内に設置された専用リーダーにかざすことでスタンプが貯まる。また、スタンプと同時に「ショッぷらっと」のポイント「star」を貯めることもできる。starは加盟店で利用可能な商品券等と交換できる。

 スタンプを貯めて応募できるキャンペーンでは、「カラオケハウスとまと」の年間パスポートや、折りたたみ自転車などのプレゼントが用意されている

 「ショッぷらっと」は、ショップの来店位置情報を拡張する技術「iBeacon」に対応させて、店舗からのプッシュ通知やクーポンをスマートフォンへ配信するO2Oサービスで、NTTドコモが提供している。これまで、さまざまなショップやイベント会場などで採用されてきたが、公共交通機関において採用されたのは、今回の沖縄県内の路線バスが初めてとなる。なお、「ショッぷらっと」はNTTドコモの契約者でなくても利用できる。

 沖縄県では、今回のキャンペーンを通じて、県内のバスによる通勤“バス通(つう)”を促進することで、自動車利用の拡大による交通渋滞を緩和することを目的としている。

川崎 絵美