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矢野経、世界のスマホはローエンド・ハイエンドの二極化へ
(2014/3/14 14:34)
矢野経済研究所は、世界のスマートフォン・タブレット市場に関する調査を実施し、結果を明らかにした。調査期間は2013年6月~2014年2月で、端末メーカー、半導体メーカー、通信事業者や関連団体に対して、直接面談や電話・メールなどのヒアリングなどで行われた。
調査結果によれば、2013年の世界のスマートフォンの出荷数は10億8821万台。新興国を中心にインフラ整備が進み、出荷台数は高水準で推移した。2014年は、世界のスマートフォンの出荷について13億4188万台と予測しており、新興国が中心になるとの見方。
先進国でのハイエンドモデルが中心だったこれまでとは異なり、2014年は新興国を中心にしたローエンドモデルの出荷が世界市場を牽引する見通し。ディスプレイサイズについては、5インチクラスが最も多い結果になっているほか、今後も5インチクラスは出荷数が拡大する見込み。