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「ALCATEL ONETOUCH」ブランドで8コアCPUのスマホ「IDOL X+」

 TCLは、「ALCATEL ONETOUCH」ブランドのAndroidスマートフォンとして、MediaTekの8コアCPUのチップセットを搭載した「IDOL X+」を、「2014 International CES」で発表した。

「IDOL X+」

 今回発表された「IDOL X+」は、MediaTekのチップセット「MT6592」を搭載する3G対応のAndroidスマートフォン。「IDOL X+」ではLTEはサポートされていない。「MT6592」のCPUは2GHz駆動のオクタコア(8コア)で、処理性能とバッテリー効率を向上させている。具体的には、Wi-FiによるWebサイトの閲覧で40%、フルHDのビデオ再生では65%の電力消費を削減するとしている。また、Webブラウザのタブごとに異なるコアを割り当てることでスムーズな閲覧が可能になり、3Dグラフィックス性能も向上しているという。

 「IDOL X+」はまた、5インチで1920×1080ドットのIPS液晶を搭載。1310万画素カメラも装備する。ハイレゾ音源に対応するのも特徴で、24bit/192kHzの音楽ファイルの再生が可能。MP3などのほか、APE、FLAC形式もサポートされている。DACとして「ES9018」、アンプには「Maxim9720」を搭載する。JBL製のイヤホンがパッケージに同梱される。

 通信方式はUMTS(3G)で900/2100MHzをサポート。通信速度(理論値)は下り最大21Mbps、上り最大5.76Mbpsとなっている。デュアルSIMスロットを装備し、2枚で同時待受が可能。

 OSはAndroid 4.2で、メモリは2GB、ストレージは16GB。GPS、Bluetooth 4.0、DLNAをサポート。バッテリー容量は2500mAhで、3Gの連続待受時間は約240時間、連続通話時間は約720分。

 大きさは140.4×69.1×7.9mmで、重さは約125g。

太田 亮三