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日本通信、台湾からの訪日旅行者向けSIMカード

 日本通信は、日本を訪れる台湾からの旅行者向けに、日本国内で利用できるSIMカードパッケージ「台湾VISITOR SIM」を発表した。11月をめどに発売する。

 「台湾VISITOR SIM」は、台湾からの訪日旅行者向けSIMカードパッケージ。旅行者の手にするSIMロックフリーの携帯電話、スマートフォンに装着すると、日本国内で5日間、NTTドコモのLTEネットワークで通信サービスが利用できる。なお、日本通信では、旧来のiPhoneでの利用が多いのではとの見方を示し、「いわゆる技適マークを取得していない端末には装着しないよう案内する」としている。通信量や通信速度の制限はない。SIMカードは標準サイズのほか、nano、microと、計3タイプが用意される。

 短期滞在者向けとなっており、利用期間は5日間。価格は2880円(通常のVISITOR SIMは14日間で3980円)。また追加料金(1日600円)を支払うと利用期間を延長できる。購入者は、台湾で発行されている旅行誌「JAPAN WALKER」(台湾角川発行)のコンテンツのうち、救急対応など緊急連絡先情報、日本の旅行情報なども利用できる。台湾での販売もKADOKAWAグループが担当する。

関口 聖