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ソフトバンク、シニア向けスマホ「シンプルスマホ 204SH」開発
(2013/4/23 16:05)
ソフトバンクモバイルは、シニア向けのスマートフォン「シンプルスマホ 204SH」を開発したと発表した。開発・製造はシャープで、5月上旬以降に発売される予定。同時に、シンプルスマホ用とした月額2980円のパケット定額サービスも提供する。4月26日からは事前の予約受付を開始し、発売日の前日までに予約したユーザーには「お父さんトートバッグ」がもれなくプレゼントされる。
今回開発された「シンプルスマホ 204SH」は、タッチパネルで操作するスマートフォンのスタイルを基本としたシニア向けの端末。前面には通話、ホーム、メールの3つのハードキーを搭載し、状況に応じてキーが光るようになっている。
操作面では、大きな文字や表示を基本とし、ブラウザなど一部の場面では虫眼鏡ボタンをタップすることで、自由に場所を選んで拡大表示が可能。「かんたん押し感タッチ」として、タッチしている場所を丸くポイント表示し分かりやすくしたり、バイブレーションと連動したりし、タッチ操作を判別しやすくしている。
また、「スマート音声操作」として、電話の発信やアラームの設定などさまざまな操作を声で行える。不在着信などを音声で読み上げる機能も搭載する。「トリプルくっきりトーク」が搭載され、周囲がうるさい環境でも騒音を低減したり聴きやすくしたりする。
メニューは「シンプルラインホーム」と呼ぶユーザーインターフェイスを搭載。ホーム画面は縦スクロールのみで完結するデザインで、主要な6つの機能のアイコンが最初の画面として表示され、下にスクロールしていくと詳細な機能がカテゴリーごとに表示される。
OSにはAndroid4.0を搭載するが、Google Playには非対応で、Webサイトからアプリをダウンロードして利用することはできない。
対応する機能は、ワンセグ、赤外線通信、Bluetooth、S!メール(MMS)、Wi-Fi、世界対応ケータイ、3Gハイスピード(下り最大14Mbps)、GPS、デコレメール、スマートセキュリティ、緊急速報メール、プラチナバンドなど。
ディスプレイは4インチ、800×480ドットのTFT液晶。メインカメラは490万画素、インカメラは30万画素。最大32GBまでのmicroSDHCカードをサポートし、2GBのmicroSDカードが同梱される。ストレージは4GB、メモリは1GB。
通信方式はW-CDMA(900MHz/1.5GHz/2.1GHz)で、海外もW-CDMA。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)、BluetoothはVer.3.0。
連続待受時間は約580時間で、連続通話時間は約650分。大きさは約64×128×12mmで、重さは約130g。ボディカラーはシルバー、ピンク、ネイビーの3色。