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空気を読めない芸人が集合、ジー・モードの新作ゲームアプリ

空気を読めない芸人が集合、ジー・モードの新作ゲームアプリ

 ジー・モードは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと協力して開発した、スマートフォン向けゲームアプリ「よしもとの空気読み」の提供を開始した。同社では6日、発表会を開催し、ゲームに登場する吉本興業の芸人がゲーム内容を紹介した。

 「よしもとの空気読み」は、これまでに累計300万人以上にプレイされたという、ジー・モードの診断ゲーム「空気読み」シリーズの新作。Google Play(99円)、App Store(85円)で配信されるほか、月額390円のauスマートパスでも利用できる。吉本の芸人30人が登場する本作では、100問の“空気を読めてる度”を診断する問題を楽しめる。問題がスタートすると、画面上には、ユーザーが操作する赤色のキャラクターなどが現われ、その中で進むシチュエーションにあわせて“空気を読んで”タイミング良くタップしていく、という流れ。

 6日の会見に登場した吉本の芸人は、井上裕介(NON STYLE)、藤森信吾(オリエンタルラジオ)、斉藤慎二(ジャングルポケット)で、司会はレイザーラモンRGという組み合わせ。アプリを紹介する発表会ながら、たとえば井上が、2012年ブサイク芸人ランキングトップながらナルシストとあって「空気が読めていない」とツッコミを入れられたり、そもそも司会のレイザーラモンRGは、ゲスト側の井上や藤森、斉藤の話が脱線していくのを修正せず、最後には歌いながらオチをなかなか披露しないという、時間のかかる「あるある」話を披露するなど、芸人同士が互いに「空気の読めなさ」を主張しあう場となった。

 実際に各芸人によるデモプレイも行われ、吉本の芸人のネタを活かした問題が次々と登場。藤森が「(吉本の芸人養成所である)NSCの入学時にこれをやったらいい」と述べるなど、その面白さに太鼓判を押していた。最後には同アプリを紹介するニコニコ動画での番組を紹介するため、若手芸人で、アニメ「ドラゴンボール」に登場するキャラクター(ベジータ)の物まねを持ちネタとするR藤本、歴史上の人物などを題材に“ロマンティック”なネタをする西村ヒロチョも登場した。

顔にストッキングをかぶった村上(森三中)で、ストッキングをひっぱり続ける、という問題を斉藤がプレイ
引っ張りすぎてしまい、ストッキングが顔から外れると、ゲーム内も会場もため息
プレイ中には、ところどころ「空気を読めてる度」が示される
オリエンタルラジオのネタを題材にした問題。うまく操作できていると劇画調のイラストに
アニメ版「ドラゴンボール」のベジータの声に似ているR藤本がネタを披露。会話もおおむねベジータのセリフで、さまざまなフリにもベジータで対応
2013年の吉本イチオシ芸人という西村ヒロチョは、分子と分母のロマンティックな語り合いという“ロマンティック数学”のネタを披露

関口 聖