ニュース

キングジム、無線でデータ共有できるUSB接続のメモリ「パケッタ」

キングジム、無線でデータ共有できるUSB接続のメモリ「パケッタ」

 キングジムは、専用ソフトウェアを介して周囲の人とその場でデータを共有できるワイヤレス共有メモリ「パケッタ」を12月19日に発売する。容量8GBモデル(ホワイト)が9870円、容量16GBモデル(ブラック)が1万4700円。

ワイヤレス共有メモリ「パケッタ」

 今回発売される「パケッタ」は、無線LANを利用し、周囲の人と無線でデータの共有ができるという製品。ビジネスシーンでのデータの受け渡しや、セミナー・講義でのデータ共有といった利用シーンを想定している。

 本体は親機となるパソコンとUSBで接続する。パソコンには予め専用ソフトウェアをインストールしておき、ファイルをドラッグアンドドロップなどで「パケッタ」に転送することで、共有可能。「パケッタ」に保存したデータは、「ボックス」を分けることで公開・非公開を選択できる。

 受け取る側のパソコンにも事前に専用ソフトウェアをインストールする必要がある。また、受け取る側はiOS端末にも対応。iPhone、iPadに対応した専用アプリをインストールしておくことで、共有されたファイルをダウンロードできるようになる。Android版アプリの提供は未定で、反響を見ながら検討していくとしている。

 データ通信速度は理論値で150Mbpsと高速な通信速度を謳うほか、ドキュメントやプレゼンテーション資料、写真、動画など「あらゆるデータを共有できる」としている。

 電源はUSBバスパワーで駆動する。最大同時接続数は32台。対応OSはWindows XP/Vista/7。Windows 8およびMac OS Xには2013年3月上旬に対応する予定。大きさは約75×52×20mmで、重さは約40g。

太田 亮三