KDDI、話しかけてスマホを操作する「おはなしアシスタント」


 KDDI、沖縄セルラーは、スマートフォンに話しかけることで情報を表示したり操作したりできるAndroid向けのアプリ「おはなしアシスタント」の提供を11月1日より開始する。利用料は無料で、内容が拡充された有料コースは月額105円。

 今回提供される「おはなしアシスタント」は、スマートフォンに話しかけることで、天気などの情報を表示したり、アプリを起動したりできるアプリ。利用頻度の高いスマートフォンの機能では、電話発信、メール作成、天気予報、メモ作成、スケジュール登録、アラーム登録、乗換案内などの機能を音声で利用可能。また、レストランや施設名の検索、ニュースの検索、Wikipedia検索、Web検索なども行える。アプリの起動のうち、スマートパスで提供されているアプリは名称のほか略語(略称)にも対応する。

 機能が拡張される有料コースは月額105円で、10日間のお試しも可能。アプリ起動後のホーム画面にオリジナルのキャラクターが登場し、着せ替え、部屋の模様替えが可能。加えて、ライフログ機能として食べ物、行った場所、買ったもの、睡眠時間の記録が可能で、記録した情報は後から音声で呼び出すこともできる。

 同アプリの音声認識エンジンはアドバンスト・メディアの「AmiVoice」を採用しており、音声読み上げ機能には省メモリかつスムーズに動作するというKDDI研究所の「N2」が使用されている。

 対象機種はAndroid 2.3以降のスマートフォン。IS05、ISW11HTは対象外。


 

 

(太田 亮三)

2012/10/15 16:12