ブラザーの新プリンタ「PRIVIO」、AirPrintに対応


 ブラザー工業は、同社のインクジェットプリンタ製品群のブランドを一新し、新たに「PRIVIO(プリビオ)」を発表した。このうち一部の機種では、iPhoneなどから写真やWebページを印刷できる「AirPrint」に対応する。

 「PRIVIO」は、ブラザーのインクジェットプリンタ製品の新ブランド。9月上旬より、順次、今回発表された製品が発売される。家庭向けのBASICシリーズや業務用途のWORKSシリーズ、その中間で、やや業務寄りのNEOシリーズというラインナップになり、全ての機種でプリントのほか、コピー、スキャン、USB接続がサポートされ、4色独立インクという仕様となる。カラータッチパネルやCDなどへのレーベル印刷、FAX、電話の子機(コードレス電話)などの対応は、機種によって異なる。またこれらの機種の多くで、iPhone、iPod touch、iPadから、ドライバーソフトをインストールすることなく、直接写真やWebページを印刷できる「AIrPrint」がサポートされる。

DCP-J4210N

 対応機種は、NEOシリーズでは、無線LAN対応かつ自動両面プリントが可能な「DCP-J4210N」(11月上旬発売)、FAX機能も用意された「MFC-J4510N」(11月上旬発売)、またBASICシリーズでは、本体カラーが白と黒の2色でレーベルプリント対応の「DCP-J940N」(9月上旬発売)、有線LANは非対応ながら無線LANや自動両面プリント対応の「DCP-J740N」(9月上旬発売)、ローエンドモデルの「DCP-J540N」(9月上旬発売、無線LANや自動両面プリント、レーベルプリント、FAX対応の「MFC-J840N」(9月上旬発売)、コードレス電話付の「MFC-J960DN/DWN」「MFC-J860DN/DWN」「MFC-J810DN/DWN」(それぞれ10月上旬発売)となる。

 

(関口 聖)

2012/8/23 12:43