GALAXY S III発売、秋葉原にドコモ加藤社長や堀北真希が登場


 NTTドコモから、夏モデルでXi対応のスマートフォン第1弾となる「GALAXY S III SC-06D」が発売された。28日には東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにて発売記念イベントが開催された。

 店頭で開催された記念イベントでは冒頭、大型の有機ELディスプレイを搭載することや、センサーを使った便利機能、GALAXYシリーズとして初めておサイフケータイに対応することなどが司会者から紹介され、「全世界で5000万台以上を販売したGALAXYシリーズの最新モデル」とアピールされた。また、29日発売の「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」、30日発売の「Optimus it L-05D」についても簡単に紹介された。


「GALAXY S III SC-06D」
29日発売の「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」30日発売の「Optimus it L-05D」

 

 最初に挨拶に登壇したヨドバシカメラ 代表取締役社長の藤沢昭和氏は、「GALAXY S IIIは大画面・有機ELで素晴らしい色。これからも画期的な商品が次々と発売されると聞いている。ヨドバシカメラも店頭でがんばって、ドコモと一緒に店頭で提案していきたい」とスマートフォンのラインナップに期待している様子を語った。

 続いて登壇したNTTドコモ 代表取締役社長の加藤薫氏は、サムスンのGALAXYシリーズについて、「世界で販売は5000万台、日本でも250万台を超えている。今回のGALAXY S IIIは7月末までに世界で1000万台が見込まれているという報道もあった」と世界中で人気のシリーズになっている様子を紹介。「操作性がよくなっており、非常に画面が綺麗。クラウドサービスのしゃべってコンシェル等々のサービスとも相まって快適に使っていただける」と自信を見せる。

 加藤社長はまた、「夏モデルは17機種で、Xi対応は11機種。明日はハイスペック防水のAQUOS PHONE ZETA SH-09D、明後日は全部入りのコンパクトのOptimus it L-05Dなど6月中に3機種、7月8月も続々と発売していく。スマートフォンの時代が進んでおり、7月下旬から8月にかけては、らくらくホンのスマートフォンも発売する」と、今後発売される機種にも触れ、夏モデルの充実したラインナップをアピールした。


ヨドバシカメラ 代表取締役社長の藤沢昭和氏NTTドコモ 代表取締役社長の加藤薫氏

 

堀北真希「はやく試してみたい」

 イベントではスペシャルゲストとして堀北真希が登場、トークセッションに臨んだ。「GALAXY S III」の注目ポイントを聞かれると、「GALAXYといえば画面の綺麗さ。大きくなったので、見やすくなったのかなと思います」とコメント。おサイフケータイにも新たに対応したことについては「おサイフケータイを使うと買い物もスムーズで楽しくなりますね」としたほか、加速度センサーや顔認識を使った便利機能については「はやく試してみたいです」と期待している様子を語った。


堀北真希

 

機能・サービスに自信、「100万台を目指す」

NTTドコモの加藤社長

 イベント後にはドコモ加藤社長に取材を行う時間も設けられた。加藤氏は、「GALAXY S III」のドコモショップでの予約が6万台に上っていることを明らかにした上で、「iPhoneにも十分に対抗できる」と機能やサービス面での充実を語る。その販売目標については「100万台は目指したい」とし、Xiに対応していることや、5月の発表からやや時間が経過していることで、FOMAからのXiへの乗り換えとして待っているユーザーも多いのではないかという見方も示した。

 28日にはGoogleが米国のイベントにてAndroidの最新版「Android 4.1(Jelly Bean)」を正式に発表しているが、これへの対応について加藤氏は、「結論はまだ出ていないが、対応していければと思っている」と前向きな姿勢を示した。このほか、「らくらくスマートフォン」について聞かれると、店頭では「非常に手応えがある」とのことで、説明のためのパンフレットなどを急いで制作していることを明らかにした。この「らくらくスマートフォン」では「シニアだけでなく、新しい領域にまで広がってくれれば」と、新たな市場にリーチしたいという意向も示している。


ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの様子

 
 JR駅側のエントランス付近に設けられた展示コーナー
特徴オリジナルグッズの案内
動画でも紹介6月28日時点での店頭価格
エントランス付近、屋外にも特設展示ブース

 




(太田 亮三)

2012/6/28 11:50