よしもと芸人によるニュース動画「JOOKEY」発表会


 ベルロックメディアは、NTTドコモ、ディーツー コミュニケーションズと協力し、200人を超える吉本のお笑い芸人が独自目線でニュースコンテンツを届けるサービス「JOOKEY」(ジョーキー)を11月より開始している。11月14日には各キャリアに対応したスマートフォン版が提供されており、2012年1月からはKDDI(au)のフィーチャーフォン向けにも配信される予定。利用料は月額315円。

 11月28日には都内で発表会が開催され、MCに陣内智則、コメンテーターとして千原せいじ、オリエンタルラジオが登場し、招待された一般客や報道陣に向けてサービス内容やコンセプトを紹介した。

 「JOOKEY」はインターネット上などで話題のニュースについて、芸人が独自目線でコメントなどを届けるニュースコンテンツ「JOOKEYニュース」のほか、若手芸人によるオリジナルのコント、有名芸人が登場するバラエティ番組などさまざまなジャンルが用意されている。

 1日約5本のペースで配信される「JOOKEYニュース」は、芸人が電話でコメントする形式が中心の模様。紹介映像として流れたニュース動画の中で、内容をバッサリと切る千原せいじのコメントが話題になり、オリエンタルラジオ・中田は、売り出し方に迷っていた頃に千原せいじにアドバイスを求め、「どーでもええわ」と言われて気が楽になったというエピソードを披露。すると千原せいじは、「おまえらがどうなろうと、地球は回るよ」と変わらず辛辣なコメント。また、結婚10周年のプレゼントに「そんなん貰てうれしい?」と悩んだり、関係している飲食店でミステリアスな客に話しかけられたりといった話題に自由に飛び火していた。


MCに陣内智則、コメンテーターとして千原せいじ、オリエンタルラジオが登場
陣内智則が「自動翻訳電話」のニュースにコメント
千原せいじは若者関連のニュースをバッサリ

 

 芸人によるトークバラエティ番組のようなステージ上だったが、一通りサービスの紹介を終えると、「これだけではニュースがない。記者のみなさんに持って帰ってもらわないと」と千原せいじが切り出し、芸人10組がステージ上に次々に登場、MCの陣内智則をステージの前に引きずり出してドッキリ囲み取材の時間に突入した。彼女がいるらしいとの情報を突きつけられ、「最初は一般女性って話やったのにタレらしい」「いやタレいうな」と必死のテンションによる応酬が続き、さらにはオリエンタルラジオ・藤森がソラシド・水口と大阪で飲んだ際に女性と姿をくらました話や、ライブを見に行くほどYUIのファンであるといった話題が飛び出し、最後にはオリエンタルラジオ・中田がなぜか「(ビックエコーのCMに登場する)ビックエコーマンは僕ですよ!」と誰も知らないエピソードを白状する流れに。ステージ上を含めて会場からは「えー!」と驚きの声があがったが、かぶり物で一切顔が出ない役が悔しいようだった。

 全員が集まった最後の記念撮影では、招待された一般客の撮影にも対応。ところが「一般の方のTwitterやFacebook、ブログへの投稿は、明日からでお願いします」と運営側の都合が告げられると、千原せいじは「“なう”が大切やのに24時間寝かせるとかおかしいやん」とまたしてもバッサリ。一方で、MCの陣内からは有料会員が友達に紹介した動画は無料で見られるといった、SNSと連携した特徴も紹介された。


芸人10組がステージに登場、陣内智則がドッキリ囲み取材のターゲットに収集のつかなくなったステージではツッコミも連発
女性関係で追求されるオリエンタルラジオ・藤森オリエンタルラジオ・中田は誰も知らなかったかぶり物でのCM出演を自分で暴露
招待された一般客も、ステージ上の集合写真を撮影できた

 

 

(太田 亮三)

2011/11/28 14:34