タッチで写真をデコレーションできる富士通製「F-06D」


 「F-06D」は、800MHzの新CPU「AG5」を搭載し、サクサクとした動作を実現する富士通製の折りたたみ型FOMA端末。12月発売予定で、割引適用後の端末価格は新規契約で3万円台前半とコストを抑えたモデルとなっている。

 30代の男女をメインターゲットに据えたモデルで、IPX5/8クラスの防水性能を実現、防水モデルながらワンプッシュオープンボタンを備えている。なお、派生モデルとして、雑誌「nicola」とコラボレーションした「F-06D Girls'」も発表されている。

 ディスプレイは約3.3インチ、480×854ドット、1677万色のTFT液晶を搭載。感圧式のタッチパネルを採用し、タッチペンが同梱される。メインは810万画素、サブは130万画素のCMOSカメラを装備しており、撮影した写真に付属のタッチペンで落書きやスタンプ、フレームなどが施せる。サブカメラ側にもライトがある。ただし、タッチ操作できるのはプリセットされている落書きアプリ「らくがき盛りフォト」のみで、通常操作においてはタッチ操作には非対応となる。

 なお、サブディスプレイは約0.8インチ、39×96ドット、1色表示の有機ELを採用する。最大32GBのmicroSDHCカードに対応する。約3000件のデコメ絵文字がプリセットされる。

 フルブラウザよりも起動が速く、軽快な操作を実現する「スマートフォンブラウザ」を搭載する。防犯ブザー機能と連動する「イマドコサーチ」機能や、作成したメールを指定日時に送信するメール予約送信機能が用意される。

 通信方式は下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsに対応し、海外ではGSM方式でも利用できる。おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信機能のほか、GPSやエリアメールなどもサポートされる。Bluetoothには非対応。microSIMカード採用モデルとなる。

 大きさは約111×51×13.5mmで、重さは約121g。連続待受時間は約550時間で、通話時間は約210分。ボディカラーはRose Gold、Innocent Whiteの2色展開。



 




(津田 啓夢)

2011/10/18 12:24