ファーウェイ、Androidスマートフォン「Vision」発表


Vision
MediaPad

 ファーウェイは、Android 2.3搭載のスマートフォン「Vision」を発表した。9月にも発売される予定。

 Visionは、1GHzのSnapdragon MSM8255を搭載したAndroid端末。アルミ合金ボディで、ディスプレイ部分は中央が盛り上がった曲面を描いている。ボディカラーは、シルバー、ローズゴールド、チャコールの3色。大きさは約120×60×9.9(最薄部)mmで、重さは121g。

 3.7インチディスプレイ、500万画素カメラを装備しており、Bluetooth 2.1、IEEE 802.11b/g/nがサポートされている。内蔵メモリはRAMが512MB、ROMが2GB。外部メモリは32GBまでのmicroSDカードをサポートする。バッテリー容量は1400mAh。

Visionの背面Visionの側面

 同社では、中国向けのクラウドサービスもあわせて発表。1ユーザーにつき160GBのディスクスペースが無料で提供され、各種データをバックアップできるほか、遠隔操作で端末の場所を調べたり、端末内のデータを消去したりできる。

 同社はこれまでB2B中心のビジネスを展開してきたが、先日発表された7インチのタブレット端末「MediaPad」とあわせ、B2Cのマーケットにも進出していく方針。

従来のB2Bのマーケットに加え、B2Cにも進出を狙う。同社ではB2P(People)と表現していたスマートフォン向けにはサービスレイヤーを3つに分けて提供していく。
ユーザーに与えられるのは160GBの広大なディスクスペース端末が見当たらなくなった場合でも端末の場所を確認し、ロックをかけたり、着信したSMSを転送したりできる
URLはwww.hicloud.com発表会にはGoogleの中国代表など、関係者もかけつけた
インテルの現役選手に加え、フィーゴも登場選手たちにはVisionがプレゼントされた
Visionのお返しは同社のロゴ入りのユニフォームVisionの概要
MediaPadの概要。シンガポールですでに発表されているが、中国では初めてのお披露目となる



(湯野 康隆)

2011/8/3 17:17