片瀬那奈もデザインを披露、ソフトバンク「カバコレ」発表会
ソフトバンクBBは、モバイルアクセサリーを展開する「SoftBank SELECTION」のブランドにて、ユーザーがデザインしたスマートフォン用カバーを注文できる「カバコレ」を6月4日より開始する。同日にはカバコレで電池カバーのデザインが可能な「AQUOS PHONE 006SH」が発売されるほか、iPhone 4用の保護カバーも注文できる。
2日には都内で記者向けに発表会が開催され、ソフトバンクBBの担当者から「カバコレ」の概要が説明された。ソフトバンクBB 執行役員 SoftBank SELECTION事業推進本部 本部長の倉光哲男氏は、「白戸家のお父さんやホールマークのデザイン、それに加えてユーザーが持っている写真などでデザインができる。新たなコンセプト、新たなアプローチをカバコレとして展開していく」と挨拶を述べた。
ソフトバンクBB 執行役員 SoftBank SELECTION事業推進本部 本部長の倉光哲男氏 |
同社 SoftBank SELECTION商品統括部の橋本雅斗氏は、「世界にひとつだけのカバーを製作できる。“お父さん”なら、パーツを組み合わせて7万通りのデザインを楽しめる。ホールマークのデザインもカスタマイズ可能。家族やペットの写真も自分のカバーにできる」とアピールし、カバーデザインや注文が行えるAndroidアプリも紹介した。
SoftBank SELECTION商品統括部の橋本雅斗氏 |
ソフトバンクモバイル プロダクト・サービス本部 商品企画統括部の御子柴直樹氏は、デザインや多数のカラーバリエーションをラインナップしてきたこれまでの取り組みを紹介した上で、「さらに一歩踏み込んだチャレンジとして、ユーザー自身がデザインできる、無限のバリエーションを提供していきたい」と意気込みを述べた。また、「006SH」ではカバコレのアプリがプリインストールされるほか、保護カバーではなく背面の電池カバーそのものをデザインできるのが特徴とし、「スマートフォンのデザインの新しい楽しみ方をぜひ体験していただきたい」と同社の取り組みをアピールした。
ソフトバンクモバイル プロダクト・サービス本部 商品企画統括部の御子柴直樹氏 |
日本ホールマーク代表取締役社長の畦地教子氏は、アメリカでグリーティングカードを100年に渡って提供してきた老舗であることを紹介。これまで培ってきた800万点以上のデザインリソースを利用したライセンスビジネスも手がけており、今回のカバコレには3000点を提供する。「機能性を追求したスマートフォンに、ホールマークの豊富なデザインを付加することで、毎日のコミュニケーションがより楽しくなると思う」と畦地氏は語り、最新端末に対して同社のさまざまなテイストのデザインを提供していく様子を紹介した。
日本ホールマーク代表取締役社長の畦地教子氏 |
■片瀬那奈「愛着が湧き、季節によって変えられる」
片瀬那奈 |
会場には特別ゲストとして女優の片瀬那奈が登場した。片瀬那奈は、新端末の「006SH」について、「2つレンズがついていて、3Dのムービーが撮影できるんですよね。欲しいですよ」と興味のある様子で、ケータイを選ぶ基準についても「カメラの綺麗さや、アプリのゲームなど、かなり活用しているので、通話よりもそちらのほうが大事ですね」と、機能も重視するという。
「カバコレ」については、「(本体は)何回も買い換えられないので、カバーで愛着が湧いたり、季節によって変えたりできる」と語ったほか、「白戸家のお父さん」のテンプレートを使い、特別に用意された大きなパネルでオリジナルデザインを披露。ノーマルな表情の「お父さん」をベースに、赤いリボンを首輪にあしらい、「家でガーデニングをしているので」と手に花を持たせ、「ダンディーに」と耳に黒いハットを選択して完成した。
また、「一からデザインをするなら?」と聞かれると、「犬の写真や、自筆のデザイン画などにも挑戦したい」とデザインにも意欲的な様子。「ケータイ自身も魅力的だけど、カバーをオリジナルで作れることで、自分にとって親近感のある、思い入れのあるものになる。私は友達の誕生日プレゼントに、カバーにデコレーションして贈りましたが、(カバコレは)贈り物にもいいと思う」とサービスの利用シーンもアピールした。
■iPhoneケースデザインコンテストの表彰式も
会場ではまた、「SoftBank SELECTION」のブランドで開催した、iPhoneケースデザインコンテスト「日本47美色」の受賞作品の発表と表彰式が開催された。2010年9月2日~2010年11月30日にかけて、iPhone 4のケースデザインを各都道府県をテーマに一般から募集したもので、東日本大震災の影響で表彰式が延期されていたところ、6月2日に開催されることとなった。グランプリは郷土玩具「赤べこ」をテーマに福島県のケースをデザインした山本美咲さんで、銀賞など入賞した計6作品は「SoftBank SELECTION」として商品化され販売される。
グランプリ受賞作 | 審査員を務めたdigmeout主宰者の谷口純弘氏(左)、アートディレクターの黒田潔氏(右) |
■カバコレ
■iPhoneケースデザインコンテスト「日本47美色」
2011/6/2 16:58