ドコモの「災害用伝言板」がスマートフォンに対応
NTTドコモは、災害時に安否情報の登録や確認が可能な「iモード災害用伝言板」の名称を「災害用伝言板」に改め、3月下旬より、spモード契約のドコモのスマートフォンにも対応する。
「災害用伝言板」は、震度6弱以上の地震など大規模災害が発生した際に、携帯電話から災害用伝言板にメッセージ登録したり、登録されたメッセージの閲覧したりできる安否確認サービス。従来iモード向けに提供されてきたが、3月下旬よりspモードを契約しているスマートフォンでも安否情報のメッセージ登録が可能になる。
災害時は、「無事です。」「被害があります。」「自宅にいます。」「避難所に居ます。」の4つから現状を選択肢、全角100文字以内でメッセージが入力できる。spモード対応機種のほか、BlackBerry Bold 9700やBlackBerry Curve 9300でも利用できる。
ドコモでは、毎月1日と15日などに災害用伝言板の体験サービスを行っている。3月下旬にサービスが開始され、4月1日には体験できるとしている。
なお、災害用伝言板については、各携帯電話事業者がサービス展開しており、各社のサービスが連携している。KDDIでは、スマートフォン対応について、閲覧のみに対応しており、登録については検討中としている。ソフトバンクモバイルでは、スマートフォンでの登録・閲覧について、My Softbankから行なえる。ただし、iPhoneについては閲覧のみの対応となる。
2011/2/21 17:03