富士通製のF-03C/F-02Cに不具合、ソフト更新開始


 NTTドコモは、富士通製の「F-03C」「F-02C」の不具合を発表し、通信経由でソフトウェアを改修できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「F-03C」の不具合では、電源投入後に背面ディスプレイが点灯しないという事象が報告された。また、「F-03C」と「F-02C」の共通の不具合として、メール本分入力画面で「絵・記号」ボタンを2回連続で押すと、メールメニュー画面が表示されるという事象も明らかにされた。

 いずれも事象も端末ソフトウェアを最新版にすることで解消される。「F-03C」と「F-02C」には、ソフトウェア更新サービスの自動更新機能が利用できるため、初期状態では午前3時に自動で端末ソフトウェアが書き換えられる。

 更新作業に要する時間は約14分。この間、通話やメールを含む携帯電話の操作は行えない。更新にあたって端末をフル充電の状態にしておく必要がある。なお、ソフトウェア更新サービスはパケット通信料がかからない。

F-03CF-02C

 

(津田 啓夢)

2011/1/21 13:11