フェイスが新レーベル、アイドルなどのコンテンツカード販売

　フェイスグループ4社は、音楽レーベル「Future」を設立し、QRコードが記載されたカード「コネクティングカード」を使った新たな音楽配信の取り組みを開始した。

　フェイス、コロムビアミュージックエンタテインメント、ウェブマネー、フェイス・ワンダーワークスの4社による新レーベル「Future」では、ユーザーと音楽との接点を多面的に提供する「360度戦略」を推進する。

　提供される「コネクティングカード」は、固定ファンを持つアーティストやアイドルなどのカードをライブ会場などで販売するもので、このカードにはQRコードなどが記載されており、コードを読み取って専用サイトにアクセスできる。専用サイトでは、楽曲や情報のダウンロードや決済が行える。なお、カード自体に価値を持たせ、コレクターズアイテムとして訴求していく。

　「Future」レーベル第1弾として、プロ野球阪神タイガース応援歌「野球狂～拝啓タイガース様」の配信を開始。現在、携帯向けの音楽配信サイト「モバイルコロムビア」や「レコチョク」で提供されている。9月上旬には「野球狂～拝啓タイガース様」などがダウンロードできるコネクティングカード「阪神タイガース優勝祈念限定カード」（1枚800円）が販売される。さらに9月22日にはCDでも販売される予定。