au、携帯電話向けに「セカイカメラZOOM」配信


「セカイカメラZOOM」(5月の夏モデル発表会にて)

 KDDIと沖縄セルラーは、auの携帯電話で利用できるAR(拡張現実感)アプリ「セカイカメラZOOM」を7月1日より提供する。利用料は無料。

 「セカイカメラZOOM」は、auの携帯電話で利用できるARアプリ。KDDIとKDDI研究所が開発した「実空間透視ケータイ」と、頓智・(とんちどっと)の「セカイカメラ」を連携させ、携帯電話の位置情報取得機能や加速度センサーを利用し、携帯をかざした方向に存在する“エアタグ”を画面上に表示する。現実の空間に対して、バーチャルなデータを付加することから、AR(Augmented Reality、拡張現実感)アプリの一種とされている。

 撮影した写真、あるいは任意のコメントをAR空間に投稿したり、他のユーザーが投稿した内容を閲覧できる。Webサービスの「Twitter」クライアントとしての機能も用意される。

 対応機種は、W62CA、W63CA、CA001、CA002、CA003、CA004、CA005、W62H、W63H、H001、Mobile Hi-Vision CAM Wooo、beskey、W54SA、W61SA、W63SA、W64SA、SA001、SA002、W54S、W61S、フルチェンケータイ re、Walkman Phone, Premier3、Cyber-shotケータイ S001、BRAVIA Phone U1、URBANO BARONE、Cyber-shotケータイ S003、W62SH、W64SH、SH001、SH002、SH003、SH004、SH005、SH006、W56T、W61T、W62T、 W64T、W65T、T002、G9、PLYで、今後も順次追加される。このうち、W62CAとCA002は携帯電話の向きにあわせて「セカイカメラZOOM」の表示も変わる“向き・姿勢連動タイプ”となり、他の機種では方向キーで操作する。

 



(関口 聖)

2010/6/30 15:10