ソニー・エリクソンCM発表会、小栗旬やSuperfly、RIP SLYME登場


写真左からソニー・エリクソンの高垣氏、小栗旬、ソニー・エリクソンの仲井氏

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、auから5月28日より発売されるCyber-shotケータイ「S003」と、BRAVIA Phone「S004」のテレビCM発表会を開催した。CMに出演する俳優の小栗旬や、描き下ろしのCM曲を披露するためSuperflyとRIP SLYMEらが登場した。

 「S003」は、PLASMAフラッシュ付きの12.1メガCMOSカメラを搭載し、防水性能を実現したCyber-shotケータイ。写真系の機能が充実しており、人物ごとの顔を認識して個人を検出する機能などを搭載する。キャッチコピーは「極めて、キレイ。極めて、自由。」となる。

 「S004」は、1GHzのクアルコム製CPU「Snapdragon」を内蔵し、ワンセグ映像を60fpsに補完する「モーションフローLite」技術を搭載したBRAVIA Phone。高性能CPUによってアプリケーションの起動やデータの読み込みや呼び出しが高速化されている。こちらも防水となる。



 6月21日より全国で放送される「S003」と「S004」のテレビCMは、嵐の中で携帯電話を使う小栗旬が一瞬にして吹き飛ばされるというもの。撮影では、風速40mの強風と10トンの放水で嵐を再現し、ワイヤーアクションによって小栗旬が画面後方に吹き飛ばされていく。登壇した小栗旬は、雨の中で目を開くことが非常に困難だったと語り、「ソニー・エリクソンのチームはいつも新しいチャレンジがあるので撮影が毎回記憶に残る」などと話した。

 なお今回のCMでは、SuperflyとRIP SLYMEの2曲の書き下ろし楽曲が起用される。1つのCM作品の中で2アーティストの楽曲が起用されるのは珍しいことという。

 発表会に登壇したソニー・エリクソン日本法人の仲井一雄氏は、「これからもKDDIとともに、携帯電話を通じたエンターテイメント文化の創造発展に貢献していきたい」と語った。同社常務取締役の高垣浩一氏は、「S003」「S004」について「いずれもソニー・エリクソンが自信をもって投入する」と強くアピールした。

 ソニー・エリクソンでは、「S003」「S004」の発売に伴って購入者限定のキャンペーンを展開する。「“思い出”を美しく残すキャンペーン」では、「S003」の購入者を対象に、「BRAVIA KDL-22EX300」を抽選で30名に、microSDHCカード(8GB)を抽選で1209名にプレゼントする。

 「S004」向けのキャンペーンでは、「バーバパパ」のオリジナルグッズが当たるキャンペーンや、ソニー・エリクソン製ワイヤレスアクセサリー購入者を対象にEdyのポイントを払い戻すキャンペーンを展開する。このほか、auショップ店頭でも2010 FIFA World Cupグッズがその場で当たるキャンペーンなども実施される。



 発表会では、SuperflyとRIP SLYMEの所属レコード会社であるワーナーミュージック・ジャパンより、代表取締役兼CEOの吉田敬氏もスピーチを行った。同氏は、1つのCMで2アーティストの楽曲が採用されたことについて、「アーティストがレーベルメイトであり、互いにリスペクトしているから奇跡的に実現できた」と話した。

 今回の発表会は、東京・恵比寿のライブハウス「LIQUIDROOM」で行われた。発表会では、SuperflyやRIP SLYMEも登場し、CM楽曲のライブパフォーマンスが披露された。


 



(津田 啓夢)

2010/6/1 17:06